令和3年6月25日(金)の調理実習は「冷製パスタ」を作りました。参加者は6名でした。
10時に参加者の方が集まり、調理実習がはじまりました。献立説明の前に、スパゲティについての話がありました。パスタのスパゲティは糖尿病の食品交換表の中では表1になり、ごはんの仲間です。スーパーなどで売られているスパゲティの1束は乾麺で100gあります。スパゲティ1単位は乾麺で20gです。全部食べてしまうと5単位を1食で摂ってしまうことになります。今回の献立は3単位になるように60gのスパゲッティを使っています。食べ過ぎには気を付けましょう。またパスタ料理は、トマトソースやクリームソースなどこってりとしたソースが多いので、今回は冷製にしてあっさりとしたものになっています。
その後、献立の説明があり、それぞれ担当をきめて、10時30分から調理に取り掛かりました。
”なすの冷製パスタ”は、なすは1cm幅の半月切りにします。なすを水にさらし、水気を切ります。みょうがは輪切りにし、大葉は千切りにします。人参は半月切りにして茹でます。生姜はすりおろしておきます。
フライパンにごま油をひいて、いかを炒めます。次になすを入れて炒め、人参、おろししょうが、ポン酢、めんつゆを入れ軽く炒め、全体がなじんだら火からおろして冷まします。
沸騰したお湯に塩を入れ、スパゲティーを茹で、流水で洗って冷まします。スパゲティーにみょうがを入れて絡め、具材を盛り付け、大葉を飾ります。
”鶏肉のケッカソース”は、トマトを湯むきして、5mm角に切ります。同じようにパプリカ、きゅうりも切り、ボウルに野菜を入れてバジル、塩コショウで混ぜ合わせます。
鶏肉は酒とバジルでもんでおきます。230度に温めたオーブンで12分焼きます。皿にレタスをひいて、鶏肉を盛り、ケッカソースをかけます。
”アスパラガスのチーズがけ”は、アスパラは3cm長さに切り、下湯でします。パプリカは細切りにします。
フライパンでアスパラとパプリカを炒めて、塩コショウで味を整え、パルメザンチーズをかけます。
”ズッキーニのスープ”は、ズッキーニとたまねぎを薄切りにし、炒めます。水とコンソメを加え柔らかくなるまで煮ます。
ミキサーにかけて豆乳を加えて塩コショウで味を整えます。
”マンゴープリン”は、ゼラチンをふやかしておきます。マンゴーは今回缶詰を使用しました。実と汁に分けます。マンゴー、牛乳、ヨーグルトをミキサーにかけてザルで漉します。器に流しいれて、冷凍庫で約25分冷やし固めます。
12時にできあがり食べ始めました。
今回は参加者の方が多かったので、特別に果物の飾り切りをみなさんとやりました。キウイフルーツを花の形にしたり、りんごを木の葉の形にしたり、薄く切って扇のようにしたり、オレンジの皮をアレンジしたりといろいろやりました。みなさん真剣な顔をして、難しそうにやっていましたが、最後は楽しそうでした。
また、参加者の方が自宅で冷凍していたビワを持って来てくださいました。サイダーにつけてから冷凍しておくと変色しないそうです。とても綺麗なオレンジ色でした。食べる前に冷凍庫から出して、デザートとして食べる頃には、半解凍になっていて甘くておいしかったです。
矢野栄養士から今回の冷製パスタの具材は、そうめんやひやむぎにかけてもおいしいという話がありました。これからの季節にぴったりなので、やってみたいと思います。
食後のコーヒーをいただき、後片付けをし、また次8月にお会いすることを約束し、13時に解散しました。
献立 6.8単位(544kcal)
ナスの冷製パスタ スパゲティー、いか、なす、人参、みょうが、しそ、ポン酢、めんつゆ
鶏肉のケッカソース 鶏もも肉、トマト、黄パプリカ、きゅうり、レタス、バジル
アスパラの粉チーズかけ アスパラガス、赤パプリカ、パルメザンチーズ
ズッキーニのスープ ズッキーニ、たまねぎ、豆乳、コンソメ、塩、パセリ
マンゴープリン マンゴー(缶)、牛乳、無糖ヨーグルト、ゼラチン