ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
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2021.07.26

第541回調理実習「鮭の混ぜ寿司」

令和3年7月26日(月)の調理実習は「鮭の混ぜ寿司」を作りました。参加者は4名でした。

10時に参加者の方が集まり、調理実習が始まりました。次に、下田栄養士から鮭の混ぜ寿司についての説明がありました。今回の献立は今月から産休に入った濱栄養士のたてた献立です。市販の「散らし寿司の素」のカロリーと塩分は高く、「すし太郎」は2人前で147kcal、塩分が5.8g含まれています。市販の物は、砂糖も入っているため糖質も多く含まれています。人口甘味料を使ってヘルシーな寿司酢にしました。散らし寿司は具材にお好きな物を入れてアレンジすることもできます。春はスナップエンドウやアスパラを入れてもいいし、夏は刻んだミョウガを加えてさっぱりさせたり、冬は柚子の皮を刻んで入れると風味が良くなるなどの話がありました。
その後、今日の献立の説明があり、それぞれ担当をきめて、10時30分から調理に取り掛かりました。

“鮭の混ぜ寿司”は、鮭に塩をふり、少しおいて水気をふき取ります。米の上に鮭をのせて炊飯器で一緒に炊きます。えびはゆでて、殻をむいて半分に切り、背ワタを取っておきます。きゅうりは今回は千切りにしました。いつもはここにとうもろこしを入れるのですが、今回は錦糸卵を焼きました。ご飯が炊けたら鮭を取り出してほぐします。ご飯にすし酢を混ぜ、ほぐした鮭を入れてよく混ぜます。器に盛り付け、きゅうり、錦糸卵、えび、しそを飾ります。
“小松菜とひじきのごま炒め”は、ひじきは水でもどしておきます。小松菜は3cmの長さに切り、人参は千切りにしておきます。人参は少しゆでておきます。フライパンにごま油を熱し、小松菜、にんじん、ひじきを炒めて味付けをします。最後にすりごまを入れます。

”ゆかり和え”は、キャベツを千切りにしてさっと茹でます。水気を切って、ゆかりと千切りにしたシソを入れて混ぜ合わせる予定だったのですが、ちょっとしたアクシデントがあったため、千切りにしたキャベツに塩をし、青じそと柚子皮を加えて作った和え物に変更しました。柚子の風味がサッパリしていて、また違った美味しさの和え物になりました。
“豆腐としいたけのスープ”は、しいたけは薄切り、豆腐は1cm角に切り、かにかまぼこはさいておきます。鍋に水と調味料を入れて、ひと煮立ちしたらしいたけとかにかまぼこを加えて煮ます。豆腐を入れて、器に盛り、三つ葉を飾ります。今回は暑くなってきたということもあって卵を入れずにあっさりしたスープにしました。
デザートの“チョコ風寒天”は、今まではいちごを使っていましたが、旬の時期が終わってしまったので、今回はさくらんぼを飾りました。ココアを分量内の牛乳で練ります。鍋に残りの牛乳と練ったココア、パルスイートを入れて沸騰しないようによく溶かします。別の鍋に粉寒天と水を混ぜ、2分間煮溶かします。牛乳と合わせて型に入れて冷やし固めます。器に盛り、ホイップクリームとさくらんぼ、紅葉の葉を飾ります。

11時45分にできあがり食べ始めました。
参加者の方が、プチトマトをたくさん持って来てくださったので、鮭の混ぜ寿司に半分に切って周りに飾りました。散らし寿司パーティのような感じで、見た目がとても可愛らしくなりました。
チョコ風寒天のいちごをさくらんぼに変えたり、ガラスの器に紅葉の葉を敷いて寒天を飾ると涼しげな雰囲気で夏らしくなりました。チョコ風寒天が美味しいと参加者の皆さんから好評でした。さくらんぼの時期ももう終わりなので、甘酸っぱいさくらんぼを堪能しました。
さくらんぼと言えば、「チェリートマト」という種類のプチトマトが甘くて美味しいのだそうです。どこにでも売っているものではないようなので、探して食べてみたいと思いました。
木村栄養士が介護食のお話しをしていて、とうもろこしは嚥下困難の方は口の中で分散するから食べ難いのだそうです。他にもウエハースは口の中にくっつく事、高野豆腐も汁を含むので向かないのだとお話ししてくれました。
食後のコーヒーをいただき、後片付けをし、また次9月にお会いすることを約束し、13時に解散しました。

献立 6.44単位(515kcal)
鮭の混ぜ寿司 精白米、酢、ラカント、塩、鮭、えび、卵、きゅうり、しそ
小松菜とひじきのごま炒め 小松菜、人参、ひじき、ごま、しょうゆ、砂糖
キャベツの柚子和え キャベツ、しそ、柚子
豆腐としいたけのスープ 木綿豆腐、しいたけ、かにかまぼこ、三つ葉、薄口しょうゆ、塩
チョコ風寒天 牛乳、さくらんぼ、ホイップクリーム、パルスイート、ココアパウダー、粉寒天