令和4年5月1日(日)は、柳井市と橋でつながっている金魚の形をした周防大島をロードバイクで、金魚の胴体に当たる所を1周することにしました。
本来なら、今頃はスペインのサンチアゴ巡礼の続きをして、スペイン北部の巡礼路をザックを担いで、毎日20数キロを歩いている所ですが、今年もコロナウイルスの影響とさらにウクライナへのロシアの侵攻が加わり、エアフランスの飛行機もロシア上空を飛べないなどがあり、3年連続で中止となりました。
今年1月に、今まで乗っていたエスティマは古くて修理不能になり、新車を購入することにして、納車されるまで代車に乗っています。何台か代車が変わり、現在はパッソになっています。エスティマだと、後ろからそのままバイクを車に積めましたが、荷台が小さいため2列目の座席を前に倒して、前輪のタイヤを外して、積み込みました。大島大橋の入り口にある観光センターの駐車場まで行き、そこから午前6時45分にスタートしました。橋を渡って、左に曲がり、時計回りに、金魚の尻尾の付け根あたりでぐるっと回って、1周してみることにしました。
連休中は県外、特に広島からの観光客が多いですが、まだ朝早いせいか、車の量も多くなく、快晴で、暑くもなく、サイクリングにはもってこいの天候となりました。平均時速15キロくらいで大島の海沿いの道を、湾と湾の間はアップダウンがありゆっくりと走っていきます。産業医として、毎月大島を訪問し、それ以外でも何度も訪れているので、馴染みのある風景の中、特に立ち止まって何かを観光したりすることもなく、トイレ休憩か水分補給で止まるくらいでした。東和町で島の反対側(金魚のお腹側)に縦断し、コースの中間地点(27キロ)にある立岩で写真撮影、さらに進んで安下庄の大島にもあります「しょうなん(庄南)海岸」、嵩山(615m)とウインドパークを通り過ぎます。
以前、男の子が行方不明になり、スーパーボランティアの尾畑さんが発見した家房(かぼう)を通り、横見の湾ではSUP(Stand Up Paddleboard、サップ)をしている教室なのか趣味なのか数名がボードを漕いで、湾の外に向かっていました。波も穏やかでした。数年前に当院の新年会をした「サルワーレ」に午前9時45分(約45キロ地点)に到着、休憩にしようと入り口まで行くと「今日は午前11時からオープン」とあり、諦めて先に進みました。一周して午前10時15分に、大島大橋にまで来て、スタート地点の観光センターに、あまり暑くなる前に戻ってきました。53キロ、3時間30分でした。数名のチャリダーと、手をあげたり、会釈をしてすれ違いました。上り坂だと、太ももの裏側の筋肉(ハムストリング)を使っているのがよくわかり、日頃あまり使っていない筋肉であることがわかりました。久しぶりのサイクリングで、天候も良く、密になることもなく、良い運動とリフレッシュになりました。