今、親鳥はヒナのために、エサとなる虫を取っては巣に運んで、ヒナ達は口を開けて、待っています。試しに虫を取って口もとに持っていきましたが、食べませんでした。
インターネットで「ツバメのエサ」と検索すると、トンボ、蛾、蝶、シロアリ、アブなどで、「子育て中の親が餌を運ぶ回数は、1時間当り約40回です。この時期1日の活動時間は13時間で、1日に520回(40回*13時間)即ち520匹の虫を子ツバメに与えます。一つの巣で繁殖する子ツバメの数は平均5羽ですから1羽当り1日に104匹(520/5)の虫を食べる計算になります。親ツバメが自分で食べる虫は、子ツバメの2~3倍とすると200~300匹と想像されます。ツバメが運ぶ虫は1回に1匹とは限らないとすれば、この計算以上の虫を捕っていることになります。」のだそうです。
7月23日(土)にクリニックの畑にいたカメムシを捕まえて、爪楊枝に刺して、ツバメのヒナに差し出しても、口を開けようとはしませんでした。いつもは巣で親鳥が餌を持ってくるのを、口を開けて待っているのですが、カメムシの匂いが良くないのか、親が運んだ餌で食べないのかよくわかりません。
7月24日(日)家に古いハエ取り紙があり、クリニックの木の枝にぶら下げてみました。7月26日(火)の朝見ると、長さ4mmくらいのカナブンのような虫がくっついていました。
今度はそれを爪楊枝の先に付けて、ヒナに持っていきましたが、やはり食べませんでした。親鳥が持ってきた餌しか食べないのかもしれません。親から他の人からもらった餌は食べたらいけないといわれているのかもしれません。インターネットで見ると「ツバメの餌」として虫のような形をしたものを販売していました。いろいろ試してみようと思います。