ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2023.04.24

スペイン・サンチィアゴ巡礼2023(第3弾ー2)

4月24日(月)現地時間(日本時間から7を引く)
今日は今回の出発地点のビジャフランカ モンテス デ オカまで行きました。

前回のことをよく覚えていませんが、パリのシャルル・ド・ゴール空港で入国審査を受け、乗り継ぎのターミナルへ向かいます。案内に従いながら向かいますが、以前はなかった電車に乗り、審査の時にはペットボトルの水はダメで捨てました。前回はなかったような気がします。

パリの空港のラウンジ

審査を終えて、出発ロビーには午前6時50分に到着、出発が午前9時20分、搭乗開始が午前8時50分、2時間あるので、ラウンジに行ってみました。眺めのいいラウンジでちょうど朝日が昇っていました。飲み物や軽食があり、飛行機で朝食はとりましたが、ジュースとフランスと言えばクロワッサンとチーズをいただきました。1時間少し、ゆっくりすることが出来ました。

出発ターミナルへ向かい、搭乗し何があったか分かりませんが、なかなか飛行機は移動せず、結局9時45分に離陸しました。日本時間で、午後3時45分、クリニックを出発して、24時間経過しました。本日の目的地まではまだまだ先です。

パリからマドリードへの機内で、朝食?

午前10時45分、食事のサービスがありました。今朝から3回目の食事となりました。完食しました。これで昼食は無しでも良さそうです。これは後で、良かったことになりました。午前11時20分予定通りマドリードに到着。手荷物も無事受け取ることが出来ました。

次はブルゴス行きのバスに乗ること。帰国前日にバスセンター近くのホテルを予約していたので、そこでPCを預かってもらうこと。フロントでスペイン語の実践練習です。あらかじめ文章は考えていたので、言いたいことは通じて、預かってもらえました。そこから歩いてバスセンターへ、あとはバスの時間とチケットがうまく買えるかです。チケットの窓口は閉まっており、横の自動販売機があり、制服を着た係りの女性がおり、たずねて、チケットは購入できました。午後1時発で、30分後でタイミングが良かったです。4年前に次回のためマドリードからブルゴス行きのバスの時刻表をもらっていました。出発時刻が午後1時で変わっていませんでした。ブルゴスまで2時間45分、高速道路の快適な乗り心地で、草原や集落を通り過ぎていきました。ブルゴスへの到着時刻は午後3時45分。前回、ビジャフランカからブルゴスへ向かったバスは別の会社で、チケットの自動販売機がバスセンターにあるのは前回の時に調べていました。事前に調べたブルゴスからビジャフランカ行きのバスは午後4時発で、その次は午後6時となっており、午後4時を逃すと、遅くなり、それから宿探しも大変になります。予定通りに着いても乗り継ぎに15分しかありません。

バスの車窓からの風景
ブルゴスのバスセンター

午後3時半を過ぎても、都会の景色はみえず、きわどくなってきました。結局バスセンターに着いたのは、午後3時58分。一台だけ、色の違うバスが止まっています。チケットを買う時間はありません。だめもとで、直接バスに行けば良かったのですが、自動販売機に行くと、次のバスは午後6時となっており、さっきのバスは発車してしまいました。

ブルゴスとビジャフランカは遍路道で40キロあります。柳井と岩国くらいの距離です。日本だとタクシーで1万円ちょっとかかります。もしも乗り遅れたら、タクシーにしようと思っていました。バスセンターを出て、タクシー乗り場を探さなくては行けません。ちょうどイケメンな警察官が2人巡回していて、急いでいるとなかなかスペイン語の単語が出ず、スペイン語と英語混じりで、事情を説明しました。タクシー乗り場に案内してくれて、タクシーの運転手にも事情を説明してくれました。何とかタクシーにも乗れ、これでまた一つクリアー。タクシーの運転手に、日本から来たこと、サッカーの話をして、ワールドカップで日本がスペインに買った話をしても、あまりピンと来ておらず、その人がそうなのか、過ぎ去ったことはすぐに忘れてしまうのか、どうか分かりませんが、日本ほどの興奮の余韻はなさそうです。午後5時前にビジャフランカにつきました。タクシーのメーターは50ユーロで、チップを含めて、60ユーロ払いました。後は宿探しがうまくいくことです。

予定していたアルベルゲが見つからず、通りすがりの人にきくと、閉鎖されて、別のアルベルゲ(San Anton Abed)を教えてもらい、そこに泊まることが出来ました。素泊まりで15ユーロでした。1段ベッドの一部屋15ベッドくらいの男女共同の部屋でした。2段ベッドの部屋もあり、そこはもういっぱいだったのかもしれません。そこだともっと安く10ユーロ位かもしれません。これで今回の出発地点まで何とかたどり着くことが出来ました。現地時間で午後5時、日本時間で午後12時、クリニックを出発して32時間経過しました。シャワーを浴びて一段落、機内持ち込みと手荷物を明日の出発のために、整理しなくてはいけません。このアルベルゲはWiFiが使用でき、周東病院の病診連携室の佐川さんとスタッフに、何かあった時の連絡のためスマホから、こちらの写真付きで、メールを出しました。日本時間は夜中なので、翌日メールが届いた返事がありました。

アルベルゲの部屋
やっと目的地まで到着し、ひと段落

洗濯機や乾燥機はなく、手荒いでは乾きそうにないので、洗濯はなしにしました。これで予備のTシャツや下着はなくなり、明日には洗濯をしなくてなりません。ホテルとレストランも併設されており、午後7時から夕食が出来、いつものように遍路メニューで、一皿目、二皿目を選んで、デザート、飲み物がついています。飲み物はいつも赤ワインと水が1本付いています。2人は別々のものを注文して、シェアすると4種類食べることが出来ます。パスタ、サラダ、鶏肉、豚肉を食べました。一人18ユーロです。

アルベルゲのレストランで夕食
夕食


午後8時、サマータイムの影響もありますが、外はまだ明るく、町を歩いてみました。カフェテリアも併設されているのがわかり、午前7時オープンなので、明日の朝食はここにすることにしました。アルベルゲから教会や背景が絵になる風景だったので簡単にスケッチしました。これで今日の一枚も達成。午後9時部屋に戻ると部屋はもう消灯になっていました。食堂で今日のことをメモ帳に書いていると、隣にスエーデンから来た夫妻(ラースとマリタ)と話しになり、巡礼のこと、息子が以前京都にいて訪問してきれいだったことなどの話題を話しました。一期一会ということで、一緒に写真を撮り、ベッドに戻っていきました。

スエーデンから来た夫妻

結局荷物の整理は出来ず。午後10時20分就寝。