ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2023.09.07

クリメシ(まかないー226「手まり寿司」)

平成26年3月より月2回「まかない」を始めました。NHKの「サラメシ」を真似て、「クリメシ」と名付けました。令和5年9月7日(木)のまかないは「手まり寿司」で、12名が参加しました。3分間スピーチは植田臨床検査技師。

今回のまかないは、来年の1、2月の調理実習の献立の試作をしました。
”手まり寿司”は、ご飯は少し硬めに炊き、みじん切りにしたしょうがの甘酢漬けといりごまを加えて切るように混ぜてすし飯を作ります。1人4つになるようにすし飯を丸く握ります。1つめのは”卵ととびっこ”です。フライパンに油を熱し、薄焼き卵を作ります。粗熱が取れたら、縦に長く3つに切っておきます。すし飯に薄焼き卵を巻き付け、とびっこをのせ、すし飯の下にしそを敷きます。
2つ目は”かにかまときゅうり”です。きゅうりはピーラーで長く薄切りにし、かにかまはほぐしておきます。すし飯にきゅうりを巻き付け、かにかまを上にのせます。

3つめは”スモークサーモン”です。スモークサーモンは長さ半分に切り、すし飯にのせます。すし飯の下にしそを敷きます。
4つめは、”あなごとしそ”です。焼きあなごはレンジで温めて人数分に切ります。すし飯に半分に切ったしそとあなごをのせて、細長く切った海苔を巻きます。
器にそれぞれ盛り付けて、奈良漬けを添えます。
”ふろふき大根”は、大根は3㎝くらいの厚さに切って面取りをし、十字に隠し包丁を入れておきます。米のとぎ汁と大根を鍋に入れ、弱火で30分ほど煮ます。煮汁は捨てて大根を洗い、鍋に調味料とだし昆布、大根を入れて弱火で30~40分ほど柔らかくなるまで煮込みます。耐熱容器に調味料を混ぜ合わせて、レンジで加熱して味噌だれを作ります。器に大根を盛り、味噌だれをかけます。
”水菜のわさびドレッシング和え”は、水菜はよく洗って長さ2㎝に切り、ちくわは5㎜幅の斜め薄切りにします。ボウルに調味料を混ぜ合わせてドレッシングを作り、具材を加えてよく混ぜ合わせて器に盛り付けます。
”けんちん汁”は、大根と人参は5㎜幅のいちょう切り、ごぼうはささがきにします。ねぎの青い部分は斜め切り、残りは小口切りにしておきます。こんにゃくはスプーンで一口大にちぎり、ゆでてあく抜きをして、厚揚げは油抜きをして1.5㎝角に切ります。鍋にごま油を熱し、大根と人参、ごぼうを炒め、少し炒めたらこんにゃくを入れてさらに炒めます。だし汁を加えて野菜が柔らかくなるまで煮込みます。柔らかくなったら、厚揚げと小口切りにしたねぎを加えてひと煮立ちさせ、薄口しょうゆと塩で味を整えて器に盛ります。ねぎとせん切りにしたゆずを飾ります。
”焼きりんご”は、りんごは芯を取り除いて、皮つきのまま1人3つになるようにくし形に切ります。天板にクッキングシートを敷き、りんごを並べます。りんごの上にバターをのせ、パルスイートとシナモンをふりかけます。220℃に予熱したオーブンで20分焼き、焦げ目がついていなかったら250℃に温度を上げてさらに5分くらい焼きます。

まかないアンケート(計12名)
1.手まり寿司のご飯の量はどうですか? 多い:1名、少し多い:3名、ちょうどいい:8名
2.腹何分 腹8分:1名、腹9分:1名、満腹:10名
3.今日のまかない、星いくつ 全員星3つ
4.感想:手まり寿司、いろどり良く、かわいらしい盛り付けでおいしかったです。見た目が楽しく、わくわくしました。いろいろな味があっておいしかったです。しょうがの甘酢漬けでのすし飯もとてもおいしかったです。今度作ってみようと思います。
ふろふき大根は、やわらかく煮てあっていいお味でした。味がよくしみていておいしかったです。
水菜のわさびドレッシング和えは、自宅でもすぐできそうなので、水菜の季節にはとてもいいと思いました。ごまが効いていて、好みの味付けでした!歯ざわり良く、シャキシャキでおいしかったです。
けんちん汁は、具だくさんでとてもおいしかったです。
焼きりんご、とてもおいしかったです。家でも作ってみます。甘さもやわらかさも丁度よかったです。とってもおいしかったです。

3分間スピーチ(要旨)「小豆島ドライブ」植田臨床検査技師
4月のクリニックの休診に合わせて小豆島に行ってきたので、その話をしようと思います。今回、旅の計画を練るまで小豆島について殆ど何も知りませんでした。

小豆島は瀬戸内海で淡路島(約600㎢)に次いで2番目の面積(約150㎢)で、3番目の周防大島(約130㎢)より少し大きく、人口は周防大島の2倍26,000人ぐらいの方が住まれています。 素麺、醤油、佃煮、胡麻油、オリーブなどの生産が盛んで、私が利用した土庄港の近くには有名なかどや製油の工場があり、海風に乗って胡麻油のとても良い香りがしました。

そして小豆島と言えば、壷井栄さんの小説で有名な二十四の瞳映画村があります。私も旅行の前に高峰秀子さん主演の『二十四の瞳』をレンタルし予習して見学をさせて頂きました。映画村にはロケ用のオープンセットがあり、自由に写真を撮ることが出来ました。校庭には竹馬があり子供の頃を思い出しながらチャレンジしてみたもののバランスが取れず歩くことが出来なかったのは残念でした。また映画村には角田光代さんの小説『八日目の蝉』のロケ風景の様子や衣装なども展示されており、ドライブしながら少しだけロケ地巡りもしました。

ロケ地巡りの途中でマルキン醤油記念館に立ち寄りました。車を降りると醤油の芳しい香りが漂ってきました。入館料400円を払うと醤油のミニボトルと併設の物産館で使える100円割引券をもらえました。館内では明治時代に実際に使用されていた道具やパネルなどで醤油作りの歴史や製造方法について学ぶことができます。時間が合えばもろみしぼり体験が出来るようですが、時間が合わず体験できなかったのは残念でした。また写真撮影用にハッピも準備されていました。見学後に割引券を使って食べたしょうゆソフトは甘みと醤油味の相乗効果でとても美味しかったです。
滞在時間6時間で3か所ある全ての道の駅を巡り、1日に2回干潟の時に現れるエンジェルロードも歩いて渡ることが出来ました。まだまだ見所満載の小豆島、次回行く時はフェリーの時間を気にせずに観光できるように宿泊したいと思いました

献立 536kcal (6.7単位)
手まり寿司 精白米、しょうがの甘酢漬け、ごま、鶏卵、ラカントS、塩、とびっこ、かにかま、きゅうり、スモークサーモン、焼きあなご、焼きのり、しそ
ふろふき大根 大根、しょうゆ、酒、だし昆布、味噌、みりん、酒、ラカントS
水菜のわさびドレッシング和え 水菜、ちくわ、しょうゆ、酢、練りわさび、ごま
けんちん汁 厚揚げ、大根、人参、ごぼう、こんにゃく、ねぎ、ごま油、だし汁、薄口しょうゆ、塩、ゆず
焼きりんご りんご、バター、パルスイート、シナモン