平成28年4月8日に調理実習を行い「お花見弁当」を作りました。参加者は5名でした。

10時スタートですが今日は人数がいつもより少ないので早く来た人に前準備を手伝っていただきました。あらかたすんでから木村栄養士がさが桜マラソンで年代別１位になったのでその報告がありました。その後献立の説明があり調理開始。

豚肉のこんにゃくロールは前回の反省を活かし、巻き終りほどしっかり叩いて薄くしていただき、いつもの通り焼き終わりを下にして焼きました。するといつもだったら巻き終わりを下にしても何個かはくっつかないのですが、今日はすべてくっついて切るときにばらっとなりませんでした。だし巻き卵は卵に対して牛乳や調味料が多くサラサラで巻くのにコツがいりますが、担当者がきれいに巻いておられました。巻きすできれいに形を整え、それを器におく時に「油断してボロッとなってしまいました」と余った卵液で修正されていました。出来たものから盛り付けて試食をしました。

祝島のひじきを持ってきてくださったので、使用させていただきました。祝島のひじきは大きな鉄鍋で茹でたひじきを天日干ししたもので非常に軟らかいので、ひじきがやわらかくておいしいと言うお声がありました。「アスパラは味噌汁に入れる発想がありませんでした。」「豚肉はこんにゃくを入れているといわれなければわかりませんよね」「卵焼きがふわふわで美味しいです。上手に巻けていますね」「納豆にトマト意外な組み合わせです」などの声がありました。試食中は同窓会の話になり「同窓会に行くと昔美人と言われていた人は顔が変わっていて誰かわからなくなりますよね。でも不細工は歳をとっても変わっていない気がします。やっぱり美人はしっかり覚えているからですかね？」と毒舌なコメントを言われる方がおられて大笑いが起きていました。もう一つ笑い話があり、「大島（特に私の近所）では、若い人がいません。たまに小さい子供が遊びに来ると、その子供の周りに老婆が集まって子供が怖がって泣いてしまうということがありました」といわれ、笑いがおきていました。試食後さらに木村栄養士のたてたお抹茶をいただきました。新しいお抹茶だったようで、「美味しいですね」といわれながら飲まれていました。さらに学生のころ試験期間中眠気覚ましにお抹茶を飲んでいました。という声も上がっていました。今回は始終笑いの絶えない調理実習となりました。

献立：575kcal

桜の花塩漬けおこわ；もち米、精白米、桜の花の塩漬け

薄切り肉のこんにゃくロール；豚肉、板こんにゃく、赤味噌、紫蘇

鮭ときのこのレモン蒸し；鮭、キャベツ、しめじ、れもん

ミルクだしまき卵；卵30g、牛乳、酒、砂糖、うすくち

トマト納豆；糸引き納豆、とまと、青紫蘇、ごま油、豆板醤

切り干し大根とひじきのミルク煮；切り干し大根、干しひじき、普通牛乳、みりん、こいくち

セロリときゅうり浅漬け；セロリ、きゅうり、昆布茶、酢

果物；イチゴ