平成29年6月2日の調理実習で「ピーマンの肉詰めとレモンかん」を作りました。参加者は6名でした。
今回初めて、グループに参加された方がいらっしゃったので、まずは全員で自己紹介をしました。「血糖値が高く、9年前からここに通っている」「岩国から来ている」「コレステロールが高いのでお世話になっている」という方など、調理実習に来られる方は様々です。自己紹介が終わったところで献立の説明がありました。今回の献立のポイントは夏バテ対策です。
10時半ごろから調理を開始しました。まずは「しそごはん」からです。しそは塩で灰汁を抜き、千切りにしたものを温かいご飯に混ぜます。この献立では1膳に対して5枚のしそを使います。その後、ごまを混ぜ込みます。
次に「ピーマンの肉詰め」です。豚挽き肉を粘りが出るまでこね、そこにみじん切りした人参、玉ねぎを加えます。ピーマンは縦半分に切り、ひき肉だねを入れる。フライパンに油をしき、肉の部分のみ焼き目をつけたら、180度に予熱したオーブンで8分焼きます。付け合せにはせんぎりしたキャベツとにんじんを盛り付けます。この料理で使用する豚肉は、「ビタミンB1」という、糖をエネルギーに変える栄養素が牛肉の10倍も入っています。
「茹で大豆とひじきの辛子マヨネーズ和え」は、芽ひじきをもどして水気を切ったものに、輪切りにして塩もみしたきゅうりを加え、マヨネーズと練りがらしで合えるだけです。この料理は簡単なのにビタミン、ミネラルがたっぷり入っています。
「ミニトマトと小松菜のスープ」では、鍋に水とコンソメを入れ、ざく切りにした小松菜と、輪切りにしたミニトマトを入れて煮立てるだけです。味付けはコンソメとこしょうのみですが、小松菜からだしが出るので、あまり味付けはいりません。
最後に「レモンかん」です。鍋に水と粉寒天を入れてしっかり煮立て、混ぜながら2分加熱して煮溶かし、レモン汁を加えます。熱いうちに器に流しいれて固めます。固まったらところてんつきで細くし、器に盛り付け、その上にオレンジの薄皮を除いたものを飾り、コンデンスミルクを添えます。
完成し、12時前から食べ始めました。「茹で大豆とひじきの辛子マヨネーズ和え」は、辛子がよくきいており、辛いと感じる人もいればちょうど良いと感じる方もいるようなので、お好みで調節してください。
集合写真を撮り、また次回、8月に会うことを約束して解散しました。
献立(536kcal)
しそごはん:ご飯、しそ、ごま、食塩
ピーマンの肉詰め:ぶたのひき肉、ピーマン、にんじん、玉ねぎ、パン粉、卵、ウスターソース、ケチャップ
付け合せ:サニーレタス、キャベツ、にんじん
茹でひじきの辛子マヨネーズ和え:ほしひじき、きゅうり、大豆の水煮、マヨネーズ
ミニトマトと小松菜のスープ:ミニトマト、小松菜、コンソメ、こしょう
レモンかんのオレンジ&練乳添え:水、粉寒天、レモン汁、オレンジ、コンデンスミルク