平成30年3月18日(日)に佐賀市で開催された2018さが桜マラソンに当院の木村栄養士が参加したので、その報告をしてもらいました。年代別2位でした。
2018さが桜マラソン
木村僖乃
徳山から新幹線こだま:エヴァンゲリオンで佐賀に向かいました。
6年目となるさが桜マラソンには約9900人が出走。午前9時に佐賀市の県総合運動場スタートし、吉野ケ里歴史公園で折り返して走ります。昨年より1ヶ月早く開催されるようになった桜マラソンですが桜は3分咲きと言ったところでしょうか。
私は4回目の出場でした。当日は泊まったホテルニューオータニに持参のお餅を焼いてくださいとお願いしましたら、受けていただきました。ある雑誌に餅を食べて走ると腹持ちがよく快走できるとあり、「イワシの頭も信心から」ですこしでも楽に走れたらと試してみることにしました。当日の朝、焼いたお餅を半分いただき、スタートの時にのこりを大分硬くなっていましたが、食べました。桜マラソンの大きな看板の前で大会関係の若い綺麗なお嬢様に写真を撮って頂き和美マネジャーと良き記念写真になりました。天候は素晴らしくよく、気温もいつもより相当に高くあまり寒さを感じません。いつものように和美マネジャーの見送りをうけ、5km前佐賀県庁を折り返し、10kmでまた和美マネジャーの「よしのさん!ガンバレ!」声援。もちのおかげか快調です。
15kmから20km吉野ケ里遺跡あたり、足も軽く、これはいけるかなと思いました。しかしいやいやそれほど甘くはありませんでした。
京都マラソンのあと鬼の攪乱でかなりの風邪にやられ練習不足は35kmあたりで出てきました。だんだんきつくとてもじゃなく体が重たく、脚がすすみません。そのとき前を軽やかに走っていた女性がもんどり打って前に転びました。なんとか起き上がられ走りはじめましたがかなり痛かったのではないかと思います。それもあってか気力、馬力がおちるのがわかりました。歩くのだけはやめようと決心しひたすら我慢の走りとなりました。皆さん笑うかも知れませんが「今回こそ、もうフルマラソンは辞めた!!」と思いました。力をつけようとゼリーを飲めば吐き気がくるし、本当につらかったです。
漸くフィニッシュで和美マネジャーの顔をみて「もう・・・・ダメ」「もうちょっと、頑張って、頑張って」その時マネジャーが木村の写真をとっているのですがへらへら笑っているのです。あのしんどいときこんな顔して笑っているのかと不思議です。かろうじてフィニッシュしました。電光掲示板が4:25:28でした。ネットは4:20:10で年代別2位です。フルマラソンは35kmの壁があるといいますが、本当にそう思います。マラソンがすこし判ってくるとその壁がかなり厚いのに気がついてきました。45km走りを何回かしたらとか、月に250kmとか、あまりやりすぎると体を壊す。どれもあたりと思います。餅の効果があったのかどうかわかりませんが、このタイムで走れたのだからまあ!あったのだと思うことにして、ホテルにお礼の手紙をしたためました。
来月は長野マラソンです。もうフルマラソンは卒業と思っていましたが、5時間以内で走れる間はもうちょっとつづけてみようかなとか、4時間切りは夢の夢で消えた!いえ!まだあきらめてはいないとか。健康のためのマラソンだからあまり深く考えない・・・・。山根マネジャーといろいろ話し合っています。気持ちだけは前向きに保って行きたいと思っているのですが結論は出そうで出ません。フルマラソン走っては揺れ動く今日このごろです。