平成30年4月15日(日)に富山市で開催された第20回記念長野マラソンに当院の木村栄養士が参加したので、その報告をしてもらいました。年代別1位でした。
第20回記念長野マラソン
木村僖乃
国内外のトップレベルの選手と市民ランナーが春の信濃路を駆け抜けました。長野冬季五輪を機に始まった長野マラソンは4月15日、第20回記念大会を迎え過去最多の9812人が参加しました。私も4回目の出場で記録を更新しました。長野マラソンはいつも話題がつきません。今回もいろいろ経験しましたので報告します。
1、ホテルの朝食の卵
長野マラソンで泊まるのはいつも延々バスで1時間かけて大会斡旋のバスに乗って志賀高原に泊まります。理由は部屋が8畳と6畳でひろく、温泉で食事もまあよろしいからです。またこのホテルのリンゴジャムがオリジナルで格別に美味しいのでこれを買うために泊まっています。今回驚いたのは朝のたまごが生卵と思って食べるのを辞めにしていたら和美マネジャーが「卵半熟!」びっくり。5時からの朝食。食事作りをしていたので大変さがわかります。けっこうな人数が泊まっているのにちょうどよい加減のみごとな半熟、美味しくいただき元気がでました。みなさん 嬉しそうにたまご割っているのが目につきました。生と半熟ではありがたみが違います。不思議なほど感動しました。
2.助走
今年初めて長野マラソンで助走することができました。和美マネジャーが場所をしっかり調べておいてくれたからです。指示されたところで小雨の中を3kmばかり助走でき体のコンディションつくりができました。これが後の本番の走りにここちよい刺激をあたえたようでありがたかったです。
3.初めてバテずに走った本走
朝から降り出した雨の中の走りです。今回でフルマラソン54回目です。いままでの数え切れないほど雨の中を走っていますのであまり驚きはしません。気温が低く寒かったので持参のビニールのレインコートを着ました。Qちゃんの声援を受け今回も最後から30km走り、フィニッシュで迎えてくれました。和美マネジャーの「最後まであきらめずに頑張って、リタイアしない!!」の声で走りだしました。エムウエーブ17.5キロのところをぐるっとまわるとM、Lのゼッケンをつけた人(木村はH)折り返しではないのですが先をこされたような感じで遅れていると思ってスピードアップの走りになり途中気がついて元来の走りに戻しました。22kmで和美マネジャー「僖乃さ?ん がんばれ??」25kmでまた「頑張れ??」です。
この地点でいつもと違う快調に走れているのを感じました。30kmすぎてもバテがきません。35kmもまあ走れます。「こりゃ調子がいいな!これってず?とつづくのかな??」続きます。3月の佐賀、2月の京都もこのあたりから大変、きつくもうフルマラソン卒業と思いましたが走れました。40kmで折角の持参のゼリーを飲もうとしたら雨と冷えでウエストポーチが手がかじかんであきません。3回くらい立ち止まって試みましたが、出すことができず飲むのをあきらめて走りました。これで2?3分の遅れ、飲むことができたらもっと早く走れたと思い残念です。グロス4:15:52ネット4:10:40でした。昨年より4分縮、めました。年代別一位です。76歳、もう更新は無理と思っていましたができました。マラソンの神様ありがとう!!
4.くるみそば
長野マラソンの翌日まだそばを食べたことがなかったので今回は長野にきたら一度はそばを食べたいと思い食べました。入った店が有名な草笛とは知らずにお店の方にここで一番のものをお願いしたら
くるみそばを紹介してくれたのでそれを頂きました。大盛りと小盛りがあったので小さい方をお願いし、くるみだんごのかたまりがあり、これをたれにとかしながら食べてくださいの説明でそのとおりにして、なんとそのうまさにびっくりしました。今まで食べた中のナンバースリーに入ります。長野にいったら是非くるみそばを食べてと友人、知人にPRしたいです。とにかく文句なしに美味しい!!
5.足をのばした金沢
今回のマラソンの2日目、金沢に足を延ばしました。金沢城、兼六園、茶屋街、散策しました。特に茶屋街、今でもキムスコ(木虫籠)と呼ばれる美しい出格子がある古い街並みが残り、タイムスリップした印象をうけます。街はゆったりした感じですみずみまできれいでゆっくり時が流れて、こんなにすてきな所があったのかとすっかりとりこになりました。街のどこを歩いても情緒ゆたかで灯ともし頃にもなれば、今でも軒灯がともる茶屋から三味線や太鼓の音がこぼれてくるそうです。一晩泊まりたいと思いながら、いろいろスケジュールがあり、また訪れることにして金沢を後にしました。死ぬまで一度できればなら住んでみたいところになりました。早くしないとあまり先はないですが。
今回の長野マラソンは雨の中のマラソンで終わったら青空晴れの天気でしたが、意外にも最後まで
快調に走ることができフルマラソンはもうやめたという気持ちを一掃してくれました。もうちょっとがんばってみようとひょっとしたらひょっとするかもという期待がちらと頭をもたげてきました。次の北海道マラソンに向けてしっかり練習をしてまたタイム更新にむけて頑張ろうと和美マネジャーと約束しました。
今年の長野マラソンのエントリー合戦にまたまたチャレンジして来年も長野マラソン出場したく思います。マラソンの後の旅行これが楽しく英気を与えてくれます。たまりません。
長野マラソン大好き、第20回記念長野マラソン万歳!!
終わり