ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
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2018.04.28

スペイン・サンチィアゴ巡礼2018(第1弾ー3)

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4月28日(土)現地時間(日本時間から7を引く、日本時間(現地時間に7を足す)
サンチィアゴ巡礼第1弾として、平成30年4月26日(木)から5月6日(日)までフランスのスペインとの国境近くにあるサンジャンピエドボー(SJ)からスペインのエステージョまで120キロを遍路しました。日本との往復の航空券だけ手配し、宿泊は行き当たりばったりで遍路宿(アルベルゲ)を探して、最終目的地のサンチィアゴコンポステーラ(SCP)を目指して進むことにしました。
4月28日(土)は巡礼初日、予定はSJから26キロ先にあるロンセンバージェンスまででしたが、最初に標高1400mのピレネー山脈越えがあり、巡礼の中でも一番きつい行程で、結局8キロ地点のオルソンまでとなりました。

午前4時過ぎに目が覚めて、寝れそうにないので、午前4時半にはベッドをでて、食堂のテーブルで昨日の記事を書くことにしました。外はまだ真っ暗で天候はわかりません。大雨のザーザーという音はしませんが、雨のような音がしたり、時々光ったりしているようでした。

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朝食は午前6時からですが、すでにテーブルにはフランスパンが切ってタッパーウエアのなかにあり、バターとジャムもあり、勝手に食べていいようでした。午前4時半を過ぎると、ぼちぼち食堂に人が出てきて、出発の準備や食事をしていました。コーヒーを入れ、パンにバターとジャムをつけて朝食にしました。隣にはオーストラリアのブリスベーンから来た女性と話をしながら、4ヶ月の予定で気が向くままゆっくり歩いて、飽きたら別の観光をするとのことでした。共有の冷蔵庫があり、朝食用にオレンジジュースとヨーグルトを冷やしていました。その時に大きなチーズケーキがあるなと思っていました。誰かが朝食に食べるのかと思っていましたが、バターだったことがわかりました。午前7時10分に準備をして、雨具の上下を着てアルベルゲを出発しました。
みんな今日が巡礼の最初の日で、一人や二人、数名のグループでスタートしているのを見かけました。SJの旧市街を抜けると坂道が始まり、舗装された急な上り坂で20キロ先の頂上(1400m)まで上りが続き、巡礼の最初の日が一番のきつくなっています。8キロ地点のオルソンにバルとアルベルゲがあり、その後は25キロ先のロンセスバージェスまでは無いので、ゆっくり行く人はオルソンまで、通常はロンセスバージェスまで行くのが一般的のようです。雨は時々パラパラと降る程度ですが、霞がかかり周りの景色は見えない状態でした。

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DSC08574.JPG午前10時過ぎ、オルソンに到着、トイレも含めて休憩することにしました。12キロまできつい坂が続き、残り17キロ、天候も悪く、このペースで行くとロンセスバージェスに着くのは夕方になり、それからアルベルゲを捜すのは大変なので、本日は初日でウオームアップということにして、無理せずここで一泊することにしました。ここのバルを併設したアルベルゲは予約でいっぱいで、1キロほど戻ったところにあるアルゲルゲなら空いていてそこにすることにしました。午後1時にオープンするまでバルで早い昼御飯を食べて待つことになりました。同じテーブルに日本人の女性(辻さわ子さん)がおり、おたがいの巡礼の状況の話をして過ごしました。日本でこのアルベルゲを予約したこと、2ヶ月の予定であること、ご主人は日本で生活していることなどの話をしました。
アルベルゲに食事は付いていないので、バルで今日の夕食、明日の朝食と昼食用の食事を購入し、午後1時になり手続きをして、せっかく来た道を1キロ戻ってアルベルゲに向かいました。午後1時半に到着、ドイツ人の女性がすでに来ていました。2階の屋根裏部屋にベッドがあり、2段ベッドが3つ、1段が4つありフルで10名が宿泊可能で、早いもの順で1段のベッドを選びました。シャワーを浴びて、洗面台で下着や靴下、Tシャツを洗濯し、雨が降り外に干せないので、ベッドの柵とイスにストックを渡して、物干しザオがわりにして、室内干しにしました。

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午後3時、荷物の整理をし、下の食堂で記事を書いていると6名のスペイン人の男女のグループが入ってきました。遅い昼ご飯と言って隣で話をしながら食べていました。時々単語はわかりますが、何を話しているかさっぱりわかりませんでした。これまでの静けさから、にぎやかになってきました。食事が終わってかたずけをしたら、今度はラテンの音楽を流しながら、踊り始めました。周りで見ていると、一緒に踊ろうと誘われて、簡単なサルサのステップを習い、見よう見まねで踊りました。これも巡礼での出会いの楽しみの一つとなりました。
午後6時過ぎ、こちらはバルで買ってきたトルティージャやケーキ、昨日スーパーで買ったみかん、飛行機ででたパンなどで夕食をしました。バルまで行けば夕食がありますが、天気の悪く、往復40分かけるよりは楽なので、有り合わせの食事です。スペイン人達はまだ踊っており、それを見ながら、楽しく過ごせました。食事をすませて、2階で明日の準備をしていると、8時過ぎ下で今度はスペイン人たちが、夕食の準備を始めて食べ始めました。話が弾んでおり、よくあれだけ休ます話し続けられるものだと感心しました。食事の写真を取らせてもらいました。
洗濯した物はまだ乾いておらず、明日の朝時点で取り込むことにしました。明日は早く出発して、本日の目的地でもあったロンセンバージェンスに向かうことにして午後9時半就寝しました。
今日は結局スタート地点から7キロしか進めませんでしたが、初日としてのウオームアップ、少人数のアルベルゲでいろんな人と出会い話ができたので、良かったです。
本日の移動は3時間、9キロ(宿泊で1キロ戻ったため)、7キロ地点、SCPまで772.5キロ地点。