
今回サンチィアゴ巡礼第6弾として、令和7年(2026年)4月23日(水)から5月5日(月)まで、サリアからゴールのサンチアゴ・デ・コンポステーラまで、118キロを歩きました。
今回の巡礼第6弾を振り返り
今年は、6回目でゴールまでの最後の巡礼となりました。
巡礼自体は、非日常で、電話、テレビや新聞もなく、時間に追われることのない、鳥の鳴き声や風の音を聞きながら、自然の中を歩き、ゆったりとした時間を過ごせました。アルベルゲには素泊まりだけだったり、食事付きだったりします。今回は食事付きのアルベルゲはありませんでしたが、バルやレストランで世界中のいろんな人たちと話ができ、楽しい時間を過ごすことが出来ました。その日、行き当たりばったりで、宿もその日に決めて、多くのYOUと食事をしたり話をすることが出来たのは楽しく、いろんな経験をきくことができました。道中でも知らない者同士が「ブエン カミーノ」を合い言葉に、共通の経験をすることが出来ました。
行程
今回、出発地点のサリアに着くまでに、クリニックを出発して34時間掛かりました。岩国、羽田、パリ、マドリードまでは飛行機を乗り継いで、今回はマドリードから電車を利用しました。しかし線路の保線工事か何かで、急遽途中の駅で降りて、バスの代行運転でサリアまで行くハプニングがありました。通常、そこから泊まる宿を探します。
巡礼証明書(コンポステーラ)は100キロ以上歩くともらえるので、残り110キロのサリアはスタートする人が多く、今回は到着も遅くなるので、あらかじめ宿を予約していました。

日々の行程は、日本語で書かれた、日本カミーノ・デ・サンチアゴ友の会の出版している「聖地サンチアゴ巡礼」と英語の「Camino de Santiago」という本を参考にし、現地の状況も考慮して決めていました。出発前に、少しでも荷物を減らすために、必要なページだけをコピーして、行程やアルベルゲを探すための参考にしていました。英語の本は、大体1日で進むであろう20数キロごとに分けて、途中の町との距離や高低差が表示されています。宿泊する町の略図とアルベルゲの位置があり、街に着いた時にアルベルゲを探すのに役立ちました。
今年は4月23日(火)の夜に出発して、4月24日(水)にスタート現地まで行く、5月5日(金)に帰国で、帰国前日(5月4日)にはマドリードに戻っている必要がありました。そのため実質の巡礼は4月25日(木)から5月2日(火)午前中までの7日半となりました。
今回の予定はサリアから110キロ先のゴールのサンチアゴ・デ・コンポステーラで、その後に90キロ先のフィステラという、大西洋に面したヨーロッパ大陸の西の端にある岬まで夕陽を見に行く予定で、日程的には余裕があるようにしました。
巡礼中でクレデンシャル(巡礼手帳)にアルベルゲやバルでスタンプを押してもらい、巡礼の証明となります。今回スタンプを押す所が残り8個となり、最後の1個はサンチアゴ大聖堂で押すよう退けておくと、泊まるアルベルゲ(5泊)分を考えると、考えて残り2箇所を押さなければいけません。
バックパック
一昨年より、ザックの底に寝袋を入れる気室の有るタイプのドイターの35Lに変更しました。今回はベッドに毛布がついており、寝袋を使うことがなく、寝袋はザックに入れっぱなしでした。
気候
昨年、オセブレイロ峠を越えると、最後の州、雨の多いガルシア州に入りました。日中晴れていたかと思うと、雨が降ったり、また青空になったりしました。今後は雨対策として、重量と容量が増加しますが、さっとザックごとカバーできるポンチョを新たに購入し、持参しました。しかし今回は雨に降られることはなく、使用する機会はありませんでした。
昨年、暑さと雨対策として、四国の遍路のような菅笠(50g)の折りたたみ式がモンベルであり、持って来ましたが、今回ポンチョを持参したので、荷物を減らすため持参しませんでした。
食事
アルベルゲで提供される食事や、バルやレストランで提供される食事はどれも口に合わないものはありませんでした。昨年よりガルシア地区に入り、スペイン語講座で紹介された海産物や名産を多く食べました。「ガルシア風ゆでダコ」「パドロンのピーマン」ホタテの小型の貝「サンブリーニャ」「アルスアのチーズ」「サンチアゴケーキ」など、どれもおいしくいただきました。
今回は、朝食はアルベルゲを出発して、途中のバルで休憩を兼ねて食べました。大体、カフェオーレ(cafe con leche)、オレンジジュース、クロワッサンかトーストが多かったです。オレンジジュースはオレンジを丸ごと絞り、新鮮でいつも美味しくいただきました。
昼食はエンパナーダとトルティージャ、カフェオレ。
夕食はタコ料理、ピーマン、サンプリーニャを食べることが多かったです。飲み物は赤ワインで、アルコール度数が低いのか飲みやすいです。
今回、親しくなった人に日本のスナックの紹介用に、「柿の種」と「おかき」の小袋をいつもの4つずつ持っていき、あげました。
シャワー
一般的にシャワーヘッドは天井か壁に固定式が多いですが、今回ハンドシャワーの所が多く、体を洗うときに体を動かさずにシャワーヘッドを手に持って出来、便利でした。仕切りもビーニールのカーテンではなく、引き戸で閉められて、石鹸置き場もあり、便利でした。洗濯
洗濯ロープで室内干し
今回はコインランドリーがある所が多く、洗濯も乾燥も1回4ユーロ。手洗いをしたのは1回でした。今回、室内干し用に3mくらいの細いロープを持ってきて、1回のみ使用しました。
衣類
いつものように下着やTシャツは着ているのを含めて3つのみで、洗いながら使用しました。手洗いして、Tシャツの生地により、乾燥に時間差があり、速乾性の素材マラソンの参加賞のTシャツにしました。
荷物
今回も帰りにHP作成するためにPCを帰国前日に泊まるホテルにあずけました。リングメモで記録しながら、アルベルゲの夜か朝に携帯用のワープロを持参し、記事を作成することにしました。昨年に続き、今回もスマホでフェイスブックに記事をその日のうちに掲載するようにしたので、スマホの写真のアップは簡単ですが、スマホの文字の入力に手間取り、ワープロを使用することは、行きの飛行機のみでした。
ナイフはパンやフルーツを切ったりするため、必需品です。飛行機に乗るときは手荷物預かりにしますが、長距離の電車では手荷物の保安検査があり、身体の検査派なので、ポケットに入れて通過しました。
サンチアゴ・デ・コンポステーラでしたかったこと
今回、ゴール地点のサンチアゴデについて、したかったことは
(1)サンチアゴ大聖堂のミサに参加し、大きな香炉を焚いて、天井からぶら下げて、振っていく「ボタフメイロ」を見ること。
(2)ヨーロッパ大陸の西の端、フィステーラに行き、日の沈むのを見ること。
(3)スペイン語講座で紹介された化石のアサバチェの店を訪れて、魔除けのお守りの手首の形をした「フィーガ」を購入し、店の人とテレビで見たことを話をすること。
(4)ガルシア名物の食事を食べること。「タコのガルシア風」「パドロンのピーマン」「アルスーアのチーズ」「サンチアゴケーキ」
(5)アバストス市場へ行き、亀の手「ペルセベス」を購入し、店で調理してもらい食べること。
全部できたので、満足です。













