平成26年3月より月2回程度昼の「まかない」を始めました。NHKの「サラメシ」という番組を真似て、「クリメシ」と名付けました。 平成30年10月18日(木)のまかないは「瓦そば」で、10名が参加しました。3分間スピーチは大久保事務員でした。
レシピ本のお返しにと、東京の加藤先生から「茶そば」を10袋いただきました。院長より、「まかないで茶そばを作って」と言われ、今回はちょうど参加人数10名で、せっかくなので山口名物の瓦そばのようにしました。瓦はないので、一人鍋を使って瓦そば風に。茶そばをゆでて、思っていたより一人分が多かったので、ひと塊にならないように、油をかけてから5玉ほどににわけて盛りました。
具材は牛肉をしょうゆ、みりん、酒で煮たものと、刻みねぎ、のり、レモンの輪切り、もみじおろし、錦糸卵です。盛り付け例として、瓦そばで有名な、「たかせ」の瓦そばをイメージしました。
さすが山口県のソウルフード、瓦そば。このキーワードだけでスタッフ間の話はいろんなところに飛んでいきました。芸能人が帰省したら必ず瓦そばを食べること、セブンイレブンにも瓦そばが売っていること、家ではホットプレートで作る、フライパンで作る、などなど色んな会話がありました。
まかないアンケート(10名)
1.家で瓦そばを作りますか;作る:7名 作らない:3名
2.現在、腹何分ですか;腹8分:2名 腹9分:2名 満腹:6名
3.盛り付け、彩りはいかがでしたか;全員良い
4.今日のまかない、星いくつですか;全員星3つ
5.感想
酢の物、もう少し酢が利いててほしかった。茶そば、とてもおいしかった。デザートはとてもおいしかったので、すぐ簡単にできそうなので作ってみます。
一人用のすき焼き鍋ではこびりついて大変だった。味はとてもおいしかった。ブラマンジェはもう少しコクが欲しい。
ブラマンジェ、おいしくてもう1個食べれそうでした。
瓦そばと酢の物の味のバランスがよいです。ブラマンジェの味が後味でとてもよい。
お茶の香りがよくとてもおいしかったです。満腹。
いただいた茶そば、スーパーで売られているものと違って抹茶が濃く、とてもおいしかった。加藤先生ありがとうございます!
など
まかないスピーチ(要旨) 「”スペイン巡礼の旅”を振り返って」大久保事務員
怒涛の「”スペイン巡礼の旅”〜第1弾〜」から早や半年が経とうとしています。主人はもう富士山登山をして前に進んでいますが、私の方は今だに立ち止まったままのような気がします。帰国後数週間はハイテンションで、「私は意外と元気!」と思っていたのですが、徐々にトーンダウン、まだ放心状態の感じです。
山登りもしたくないし、マラソンも走りたくありません。”無事帰ることが出来てとにかくほっとした”という思いが強いのだと思います。
全行程800kmの内、わずか120kmあまりちょこっと歩いただけですが、普通の観光旅行や日々の暮らしからあまりにも離れたこの6日間は、私にとって大きな体験でした。
以前書かせていただいた手記と重なるところがありますが、印象に残ったところを挙げてみます。
(1)男女混合の巡礼宿:2段ベッドがずらりと並んだ大部屋。歩くままの服装で寝袋に入って寝ます。夜9時には強制消灯。私が寝てる上段に大柄な白人男性が寝ることも。彼が寝返りを打つとベッド全体が揺れました。
(2)シャワー:畳1畳分のスペースの個室。小ぎれいに清掃されてますが、脱衣スペースや脱衣カゴがありません。着替えの服を濡らさないように、ビニール袋に入れてS字状フックに引っかけたり慣れるまで大変でした。とにかく汗を流すだけ。ドライヤーもないので、ショートカットにして正解。
(3)トイレ:どこも男女混合。隣に男性が入っても、もうどうでもよくなってきます。
(4)食事:どこも美味しかった!さすがワインの国!毎夕食ワインを楽しみました。3泊目のペンション(この日は巡礼宿に泊まれず)の手づくりのヨーグルトが美味しくて、もう一度食べたい。
(5)人々とのふれ合い:同じ目的の旅の仲間意識があるせいか、皆フレンドリーでした。夕食をいただきながらの会話はとても刺激的でした。
“ただただひたすら歩く”という旅。私は主人について行くだけでした。スケジュール管理、諸々の手続きはもちろん、洗濯まで主人がしてくれました。感謝です。さてさて、この旅が私そして私達夫婦にこれからどんな変化をもたらせてくれるでしょうか。
瓦そば 茶そば、牛肉、錦糸卵、ねぎ、焼き海苔、レモン、もみじおろし
カブとにんじんの酢の物 カブ、にんじん、食塩、酢、砂糖
ブラマンジェ 牛乳、砂糖、バニラエッセンス、ブルーベリー