平成26年3月より月2回程度昼の「まかない」を始めました。NHKの「サラメシ」という番組を真似て、「クリメシ」と名付けました。
今年（平成31年）の新企画は「思い出メシ シリーズ」として、スタッフの思い出メシを月に1回、守冨栄養士とスタッフがいっしょに午前中調理をして、お昼にいただくことになりました。
令和1年6月20日（木）のまかないが第６回目で、世木事務員の「思い出メシ」となりました。10名が参加しました。3分間スピーチは今回は大久保事務員。
9時に集合し、調理を開始しました。献立は、フランスパン、マカロニグラタン、オニオンサラダで、デザートは誕生日ケーキを頼みました。フランスパンは「リトルマーメイド」で1センチの厚さに切ってもらい、オリーブオイルとピンク岩塩でいただきます。
マカロニグラタンは「ハウス マカロニグラタン」を使いました。鍋１つで出来るので、とてもすばやく、簡単にできます。
オニオンサラダは、玉ねぎを普通のものと、赤玉ねぎをそれぞれスライスし、水にさらしておきます。ドレッシングは一風変わっていて、みりん、砂糖、昆布茶、酢、しょうゆ、ゆず酢（今回は馬路村のゆず酢をネットで購入しました）を使います。
今日のデザートは、守冨栄養士の誕生日ケーキで、シュシュで桃のケーキが何種類かあったので、いろんなものを頼んで、じゃんけんをして選びました。守冨さん誕生日おめでとうございます！12時前にはできあがり、診察も長引いていたので、その間盛り付けを寄ってたかって凝りました。岩塩とオリーブオイルを小さいアルミカップに反対にして入れたり、色を2色使ってみたり、レースペーパーを折って間に御懐紙を挟んでグラタン皿の下に敷いてみたり、、、。なんやかんややっていると、スタッフが上がってこられて雰囲気は”レストラン世木”になっていました。
思い出めし「高校生時代のチキングラタン」世木事務員
私の思い出めしは、ピチピチの女子高生だった頃によく立ち寄ったグラタン専門店のチキングラタンです。当時、このお店に行ったことのないOLさんや女子高生はいないのではないかというくらい若い女性の間で流行っていたお店でした。
当時は広島市中区袋町で営業していましたが、惜しまれつつも閉店。その後、再オープンしましたが、いつの間にか時は流れ、なくなっていました。しかし、友達から復活していることを聞き、広島市中区立町に移転した店に久しぶりに行ってみました。
客層も一緒に歳を重ねたのか、若い人よりも私と同世代くらいの方や、年上のマダムたちでにぎわっていました。20年ぶりに食べたグラタンは、昔と変わらず優しい味で、ほっこりしました。
ミニスカートにルーズソックスをはき、恋話をしていた初々しくて甘酸っぱい頃の記憶がよみがえりました。このお店のグラタンには私の青春の思い出がたくさん詰まっています。また、新たな発見がありました。
当時は気がつかなかったのですが、メニューのネーミングが、モナコ、オスカ、アンドレ…「ベルサイユの薔薇」なのです！！ちょうど田坂さんにお借りして漫画を読んでいたときだったので、一人で興奮し、感動してしまいました。友達には、え？今さら？と笑われましたが、女性の心をがっつり掴んだのはグラタンの味だけでなく、このネーミングにも理由があったのだと20数年たって気がつきました。
まかないアンケート（10名）
１．グラタンを作るとき、何の具材を入れますか
鶏肉：9名 しめじ：3名 えび：4名 玉ねぎ：2名 人参：1名 グリンピース：1名 パン粉：1名 パセリ：1名 ゆで卵：1名 ツナ缶：1名
２．腹何分ですか；腹8分：1名 腹9分：1名 満腹：8名
３．盛り付け、彩りはいかがでしたか；全員良い
４．星いくつ；全員星3つ
５．感想
簡単に作れてよかった。グラタンはもう少し焼き目がついているほうが好き。久しぶりにハウスのグラタンをいただきました。懐かしくて美味しかった。
サラダドレッシング美味しかった。オニオンサラダがあっさりしていてグラタンにあっていました。 など
3分間スピーチ（要旨）「スペイン巡礼の旅 第2弾 番外編〜ビジネスクラス 体験記〜」大久保事務員
今回、日本へ帰る飛行機がビジネスクラスでした。搭乗日がゴールデンウイーク後だったのと私の還暦祝いだということで主人からのサプライズプレゼントでした。
いつも飛行機に乗る度に、ビジネスクラスの座席はどのようになっているだろう、乗り心地はどんなだろうかと思っていました。乗ってみての感想はひと言、疲れ方が全然違うということです。
まず登場する前、ラウンジで過ごしました。ラウンジ内はとても静かで旅行客というよりはビジネスマンの方が多かったです。飲み物（アルコールも）、軽食（パン、ハム、チーズ、果物）、スナックなどがビュッフェコーナーにあり、自由に摂ることができました。私はこの際だからとトイレまで隅々を見て歩いてしまいました。パリのシャルルドゴール空港のラウンジでは間違ってファーストクラス専用のエリアに座ったことに後から気付きました。シートにはサイドテーブルが付いていて、係りの方が巡回して空いたコップやお皿をスーと片付けていました。
飛行機に乗ってからも、私はしばらく落ち着きませんでした。使い方がわからないのです。早速いろんなボタンやリモコンを押してみたり、扉を開けたみたりしていたら飲み物のサービスがあり慌てました。出発後お食事が運ばれてきました。ここでも私はテーブルの引き出し方がわからずモタモタ、キャビンアテンダントの男性がさっと出してくれました。前菜そしてメインディシュと2段階で出てきました。日本語で書かれたメニューを見ましたが、どれがその献立なのか結局わかりませんでした。でも、どれも美味しかった??
食事中TVを見ようと思っても今度はTV画面を自分の方へ向ける方法がわかりません。結局これもアテンダントの方に教えていただきました。
食後リラックスしようと足を延ばして足先を置くスペースに足を入れようとするのですが、私の身長では届かない！いろいろなボタンを押すと座席シートが上下、前後、背もたれの角度も私の好みにぴったり止まるのです。シートがフルフラットになった時はおもわず「オーﾂ！」と声が出てしまいました。10時間の飛行時間の半分は寝ていたようです。映画は1本観ただけです。私にとって忘れられない思い出となりました。
献立 604kcal
フランスパン フランスパン、岩塩、オリーブオイル
マカロニグラタン ハウスマカロニグラタン、鶏肉、しめじ、玉ねぎ、牛乳、とろけるチーズ、バター、ブロッコリー
オニオンサラダ 玉ねぎ、赤玉ねぎ、わかめ、サラダチキン、みりん、しょうゆ、酢、砂糖、昆布茶、ゆず酢
