令和2年4月24日(金)の調理実習は「手巻き寿司」を作りました。参加者は4名でした。
10時に参加者の方が集まり、調理実習がはじまりました。今回新しい栄養士2名が加わったので、まずは自己紹介をしました。調理の前に看護師の方から正しい手洗い方法を教えていただき、実際に手洗いをしてみて、洗い残しがないかをチェックしました。指先や爪との間に洗い残しがあるを実感されました。その後矢野栄養士から献立の説明があり、それぞれ担当をきめて、10時50分から調理に取り掛かりました。
“手巻き寿司”の具材は3種類にしました。1つ目は「スモークサーモンとクリームチーズ」、2つ目は「卵焼きときゅうり」3つ目は「ひきわり納豆としそ」です。スモークサーモンは器用にきれいなバラの形に盛り付けてくださいました。
“小松菜の塩昆布和え”は、小松菜は茹でて塩昆布とあえるだけの簡単なものです。小松菜ではなくほうれん草でもおいしいという話がありました。これは本当に簡単なものなのでおすすめです。
“トマト豚汁”は、豚汁の中にトマトが入った、一風変わった汁になります。トマトのうまみはグルタミン酸、豚肉のうまみはイノシン酸で、2つの違ううまみを使った「うまみの相乗効果」を使っているので、減塩にもおススメです。
デザートは”いちごムース風”にしました。ムースは本来生クリームを使うのですが、この”いちごムース風”は、ヨーグルトを代用で使うことで、カロリーを大幅に抑えられました。まわりに薄く切った苺をかざり、4月らしいデザートができあがりました。
12時前にできあがり、食べ始めました。今回は参加者の方が手作りマスクをされていて、作り方のコツやアイデアを教えていただきました。マスクの紐が手に入らないのでストッキングを切って代用しているそうです。
食後にはフルーツティーを頂きました。りんご、キウイフルーツ、レモン、オレンジ、ブルーベリーの果汁と砂糖ではなくパルスイートを使用することで、糖分控えめで美味しい紅茶を木村栄養士が研究して作ってくださいました。とても美味しく、皆さんから大好評でした。食べ終わって後片付けをし、また次6月にお会いすることを約束し、13時過ぎに解散しました。
献立 6.38単位(510kcal)
手巻き寿司 精白米、酢、スモークサーモン、クリームチーズ、卵、きゅうり、ひきわり納豆、しそ、のり
塩昆布和え 小松菜、塩昆布
トマト豚汁 トマト、豚肉、エリンギ、長ねぎ、味噌
いちごムース風 いちご、ヨーグルト、パルスイート、ゼラチン