8月5日(金)に調理実習を行い、「ビーフストロガノフと寒天料理3種」を作りました。参加者は5名でした。
「今回は、寒天を取り入れた料理にしました。まず、寒天に対するイメージを教えて下さい。」という問いかけで始まりました。「寒天はお弁当の片隅にあるコリコリとしたデザートという感じです。」「こしあんに寒天を混ぜて水ようかんとして食べるぐらいです。」「ご飯に粉寒天を混ぜて炊くといいと聞いたので、しばらくやってみたけど、なかなか続かなかった。毎日続けてということが難しいですね。」「寒天はほとんど食べませんが、こんにゃくは毎日摂っています。」「腸の病気をして以来、便秘をしないように、毎朝、トマトジュースやグリーンティーを寒天で冷やし固めた物を食べています。もう4年ぐらいになりますが、お腹の調子もいいし、コレステロールも下がってきました。」「手作りのところてんを食べています。」などでした。
栄養士さんから、「寒天は食物繊維はもちろん、カルシウム・鉄分・リンが多く含まれていてしかもカロリーがないというとてもいいものです。おやつとして摂るばかりではなく,料理にもしっかり使ってみましょう。また、寒天は煮とかす時間で固まらない寒天を作ることが出来るので、それもうまく利用しましょう。」とパンフレットなどを見ながら説明がありました。
調理の説明の後、担当に分かれて、作り始めました。ビーフストロガノフはきのこの切り方を工夫したり、調味料をきちんと量って作っていきました。サンラータンは、火加減に注意しながら寒天を煮とかし、味見をしながら最後の酢を調節していきました。青のり寒天は粉寒天を2分間煮とかした後、青のりと混ぜて、冷やし固めました。フルーツくずかけは、固まらない寒天レモン味を作ってスイカにかけました。寒天を使った料理はどれもタイマーできちんと時間を計って作っていきました。今回は、冬瓜としその和え物を一品追加しました。
最近行ったレストランの話しなどお喋りしながら、試食しました。食後の感想は「量がしっかりあって、食べきれないほどです。」「ビーフストロガノフは、ご飯にブロッコリーが入っていて、彩りもいいし、ご飯を摂りすぎないのでいいですね。大きなかたまり肉があって満足です。」「青のり寒天は、磯の香りがして、しかも、もみじおろしとポン酢でとてもさわやかな味です。最初に食べたのでそれだけでお腹がいっぱいになりました。」「スープは冷めると固まってきておもしろい。」「フルーツはとろっとした感じが、初めての感覚です。家で作ってみたい。レモンの風味がきいています。」などでした。
ビーフストロガノフと食物繊維豊富な寒天料理3種(561kcal)
ビーフストロガノフ;ごはん(150g)、牛肉(60g)、タマネギ、ブナしめじ、マッシュルーム、エリンギ、トマトピューレ、ドミグラスソース、ヨーグルト、ブロッコリー
サンラータン;ミニトマト、ネギ、卵、粉寒天,豆板醤
青のり寒天;青のり、粉寒天、大根、唐辛子
和え物;冬瓜、青シソ、酢、しょうゆ、ラカントS
フルーツくずかけ;スイカ、レモン、粉寒天、砂糖、ラカントS