8月3日に調理実習を行い、「冷やし中華とサイダー羹」を作りました。8名の参加がありました。
初めに、二人ずつ三組の方達にロールプレイングという模擬会話をやってみました。ひとりが食べ物を勧める方で、もうひとりが病気を理由にお断りする役です。勧める方はよどみなく上手に食べ物を勧めます。しかし、お断りする役の方も、「ちょっとだけいただきますね。」「我慢するより、一口食べるとストレス解消になるので、いただきます。」「お断りせず、いただいて、それを冷凍して小分けします。」など、いろいろなアイディアが出ていました。
献立の説明の後、担当に分かれて、調理しました。中華麺と春雨は時間を計って、茹でました。錦糸卵用の薄焼き卵は人数分焼くのに大変そうでしたが、きれいに焼いておられました。冷麺の盛りつけが時間がかかるので、手の空いた人から盛り付けていきました。「ひじきを冷麺の具に使うなんて知らなかった。ひじきの黒が入ると彩りがしまっていいですね。」と言われていました。飾り切りをしたコンニャクを焼き付け、味をしみこませていきました。ミックスビーンズのヨーグルトサラダは和えるだけですが、最後に味見をしながら黒こしょうと酢・醤油を入れました。サイダー羹は、今回、二種類のサイダーを使って作ってみました。一つは普通のもので、もう一つは、0kcalのものです。煮溶かした寒天汁を十分さましたあと、サイダーを入れて冷やし固めました。
出来上がった献立を見て、「夏らしい!」という声がありました。試食中、二種類のサイダー羹の味を食べ比べてみました。「どちらも特に味やくせに差がなく、おいしいです。」と言われていました。栄養士さんからは、「0kcalのサイダーを使うとサイダー羹はノーカロリーとなり、今回のメニュー全体のカロリーは、20kcal減ることになります。」と説明がありました。食後の感想は、「冷麺の量がたっぷりで食べきれませんでした。具にひじきを入れるのがいいですね。」「冷麺のたれがとにかくおいしい。」「こんにゃくをステーキにするとりっぱなごちそうになるのですね。」「ヨーグルトサラダがさわやかでおいしいです。」「サイダー羹が口当たりが良くて、冷麺でお腹いっぱいなのに、するっと食べられました。」「寒天料理は大好きなので、早速作ってみます。」などがありました。