平成25年3月1日に調理実習を行い、ピザを作りました。7名の参加がありました。

ピザは発酵の関係で先にパン捏ね器を回してから説明にうつりました。献立の説明の後いつもの通り各担当に分かれて作り始めました。

ピザは担当の方に材料を切っていただきました。「ピザは家に帰ったらおそらく作りません。との方がいらっしゃいましたので皆さんで生地を伸ばしたり、トッピングしたりしていただきました。上手に丸く伸ばせた方や「丸くするのが難しいわ」と四角に近いようになり、一生懸命丸くしておられました。手のあいている人にピザソースをそれぞれ計量してもらい、流れ作業のように行ないました。ピザの焼き時間は1枚28分程度なのですが、めいっぱい28分焼くと少々焦げてしまいましたので、2枚目は20分と短めに焼き、ちょうど良い焼き加減になりました。サラダは材料の野菜を刻み、水切りしたコーン缶と黒豆のパウチのものを混ぜ、ゆずこしょうを入れたノンオイルドレッシングで和えるだけで非常に簡単です。「これを入れるだけでいろどりがよいですね。実は私、ミズナを生で食べるのは初めてなんです。」と黒豆を入れながら言われました。ねぎのスープは、ジャガイモとねぎを薄くスライスしたものをコンソメで煮てから、ミキサーにかけとろとろにします。以前失敗したことを反省し、液体と固体とを分けて固形物のみをミキサーにかけました。「彩として上に乗せるのは小ねぎではなくパセリにするとねぎの臭みが気にならなくなるかもしれません」とのことでした。味付けまではスムーズに行きましたが、長く火にかけすぎてしまい、なべの底が焦げてしまうというハプニングが起きましたが、焦げたところを除いていただきました。ジンジャーミルクティープリンはなかなか固まらず、時間ぎりぎりで何とか固まりました。盛り付けのときに金粉を少し乗せたので、いつもよりゴージャスなものになりました。

盛り付け後試食をしました。試食中は東京マラソンを完走されたばかりの木村栄養士の話や参加者のなかで、実は共通の知り合いがいたという話や何処どこのケーキがおいしいなど色々な話が出ました。皆様、おいしいお店をよく知っておられるようです。本日は3月1日でしたので、患者様が小さい紙粘土でできたひな人形を持ってきてくださったので飾りました。またこの時期にさく桜を持ってきてくださりったかたもいて華道をされている木村栄養士がすばらしいように生けてくださったので春らしい調理実習となりました。今日は大島に住んでいる患者様がクレソンを持ってきてくださり、ゴマ和えを追加しました。新鮮なクレソンだったためか、苦味が全くなくおいしくいただくことができました。 

手作りピザ(501kcal)

ピザ(生地)：強力粉、ドライイースト、砂糖、塩、オリーブオイル

(トッピング)；玉ネギ、ピーマン、パプリカ黄色、ミニトマト、しめじ、シーフードミックス、ピザ用チーズ、ピザソース

サラダ：水菜、きゅうり、とうもろこし缶、黒豆のパウチ、ミニトマト、レタス、ドレッシング(酢、醤油、ラカント、ゆずコショウ)

ネギのスープ：長葱、ジャガイモ、チキンスープの素、塩、こしょう、小葱

ジンジャーミルクティープリン：ティーパック、生姜汁、牛乳、ラカント、粉ゼラチン