平成25年4月26日に調理実習を行い「鮭のわさびしょうゆ焼き」を作りました。7名の参加で、そのうちご夫婦での参加が1組いらっしゃいました。
まず栄養士より、GIについて説明があり、その後献立の説明がありました。「GIを低くするには、食物繊維を摂取すること、ゆっくりよくかんで食べることなどがあります。また酢を使うとGIが低くなります。今日は食物繊維豊富なひじきや切干大根などがあり、よくかんで食べないといけません。特に汁は噛んで飲むようなものですよ」いつものとおり各担当を決めて作り始めました。
ごぼうのささがきは12人分を作るとなると量が多く大変そうでしたが、ベテラン2名でされていたのでさっさっと終わっていました。男性の参加者様も鮭のわさび醤油焼きに入れるピーマンを丁寧に切っておられました。やはり、作る分量が多かったので水分が出たため、片栗で少しとろみをいつけていました。いちごの白雪かんは下の淡雪の部分は時間の都合上先に作り、患者様には上の透明な部分だけを作っていただきました。淡雪かんの上にいちごをきれいに並べておられましたが、透明のゼリー液を入れる際に、冷蔵庫から遠くで注いでしまい、冷蔵庫に移す間にせっかく並べていたいちごがバラバラになり、次回の課題になりそうでした。ピースごはんは前回のように松竹梅の型で抜いてもらいました。「久しぶりに使ったから、大変でした」「そういえば、うちにありますが、当分使っていないです。孫の運動会の弁当を作る時に使おうかしら」と好評でした。
調理後は試食をしました。「これで500kcal!?お腹いっぱいになりました。満足です。」ひじきの煮物には、今回参加された患者様が持ってきてくださった、祝島のひじきを使用させていただきました。「ひじきが柔らかくておいしい。」「ひじきの味付けはしょうゆを少し足して、ちょうどよくなりましたね。おいしいです。」「ごはんもこのように盛るとザザっと食べずに済みますね」「アボカドがおいしい」などの感想があがりました。
本日は午前中の診療が長引き、先生の来る前に全員完食してしまい、先生が1人で食べるようになってしまいました。それをある患者様が「先生を20個の瞳で見つめるようになりますね」と言われ、笑いが起きていました。
ピースごはん:精白米、グリンピース
鮭のわさび醤油焼き:紅鮭、しめじ、ピーマン、ごま油、酒、濃口醤油
ひじきとごぼうの煮物:干しひじき、ごぼう、ゆでだいず、濃口醤油、ラカントS,だし汁
アボカドとトマトのポン酢和え:アボカド、トマト、たまねぎ、ポン酢、鰹節
野菜のすまし汁:切干大根、干ししいたけ、にんじん、さやえんどう、だし汁、薄口しょうゆ
いちご白雪かん:いちご、ゼラチン、卵白、ラカント、メープルシロップ