平成26年1月31日に調理実習を行いフランス料理を作りました。参加者は8名でした。
「一般的に前菜、サラダ、スープ、パン、魚、ソルベ、肉、チーズ、フルーツ、コーヒーの順に出てきますが、それぞれ役割があるようですよ。」と栄養士よりフランス料理の説明が簡単にありました。それから献立の説明がありました。「前菜は食欲をかきたてる役割がありますので色々な店で研究を重ねた結果が今日の献立のものです。担当の人は、お皿にごまドレッシングでナイキマークを作ってください。またオクラも普通に切ったのでは面白くないので、おしりのほうを少し長めにしてから切るとしゃれています。魚料理の人は、盛り付けのときに、お皿にお好みソースで斜線を描いてください」とのことでした。早速調理に取り掛かりました。前菜担当2名は品数が多いため分担して黙々と作っておられました。かぶの酢の物のかぶは担当者の一人がおうちで作ったものを持ってきてくださったのでそれを使うことにしました。「今日の朝まで生きていたのよ」すごく新鮮できれいなかぶを菊花に切っていただいて、塩水につけ三杯酢につけました。アーモンドのせフレンチサラダ担当の方は座って大量の白菜、りんご、セロリをひたすら切っておられました。豚ヒレ肉オレンジソースは、豚肉を薄くするのに観音開きをしていただきましたが、繊維に直角に観音開きにしていただいたのできっと難しかったと思うのですが手早く開いておられたのですぐに焼くことができました。前回肉から思ったより水分が出て何度も何度も水分を拭きながら焼きましたので、今回は1つのフライパンに入れる肉の数を2切れに減らして何回も焼きました。ソラマメのスープ担当者は「今日はやることがたくさんあるわ」といっておられました。あらかた調理の作業が終わるとすぐに盛り付けに入りました。ちょうど配膳が終わった頃に診察が終わった先生が上がってこられ、ノンアルコールのカシスオレンジで乾杯することができました。
「いつも食べに来ているのに、今日は本当によく働きました。」「おいしかったです」「かぶが柔らかくて本当においしいです」「オレンジソースがおいしい!」と色々な感想を言われていました。実はオレンジソース担当の私が中濃ソースとウスターソースを間違えてしまい味が心配だったのですが、予想外においしく「前回よりおいしい」と評判で驚きました。「パンにソースをかけて食べるとおいしいですね」と肉料理のお皿をパンできれいに食べている人もおられました。また「主人がこのような肉料理が好きなので・・・」と少し残してもって帰ると言う人もいらっしゃいました。いつもは少食な方もほとんど平らげておられました。食べ終わってから恒例の先生を交えた片付けをして、明日が誕生日の木村栄養士が前列に座って記念撮影をしました。皆様「おいしかったです」と本日も満足そうなお顔をされていました。
600kcalフランス料理フルコース
前菜:カナッペ、ミニトマトの飾り、えびオーロラソースかけ、おくら飾り切り、菊花かぶ
サラダ:アーモンドのせフレンチサラダ
パン:ポンパドールのパン
魚:鯛の香草焼き、きのこのケチャップ煮
肉:豚ヒレ肉のオレンジソース
スープ:ソラマメのスープ
デザート:ブラマンジェ果物トッピング