平成26年2月7日に調理実習を行い、「フランス料理」を作りました。7名の参加がありました。
本日、初めて調理実習に参加される方が2名いらっしゃったので、自己紹介をしていただきました。また、フランス料理の調理実習の試作の際に食べることのできなかった、当院の臨床検査技師の前川さんも参加されました。時間の都合もあり、フランス料理の説明を簡単に聞いてから献立の説明に入りました。
前菜担当者はお二人で一緒に、品数が多いので確認しながら作っておられました。鯛の香草焼き担当者は調理の手際がよく、魚を焼いたり、パプリカを素揚げすることも手際よくされていましたが、盛り付け時、器に見た目よく濃厚ソースで斜線を入れるのに苦戦されていました。「私、これは多分上手にできません」「あっ途中で切れてしまいました」とお二人でにぎやかに作っておられました。豚肉のオレンジソースは観音開きにした豚肉をフライパンで蒸し焼きにならないよう焼くのがポイントです。一度に多くの豚肉を焼くと水分が出て来て、蒸し焼きになるので、1回に豚肉2〜3枚程度にして、何回にも分けて焼きました。「家だったら面倒くさいので1枚のフライパンで全部焼いてしまいます」と言われながら焼いておられました。前回怪我の功名でおいしくできたソースは、今回も中濃ソースでなく、ウスターソースで作りました。白菜のサラダの白菜は、前回より少し大きめに切っておられました。料理が出来次第器に盛り、試食にうつりました。今回もノンアルコールのカシスオレンジで乾杯していただきました。毎回利用しているポンパドウルのパンは、今回、皆さんが食べている途中に軽く焦げ目をつけてから出すことにしました。「白菜が大きいのは私です。」と担当者が皆さんがサラダに手をつける前に言われて少し笑いが起きていました。「芯を先に繊維に垂直に切って、塩を少々、葉っぱを切ってから塩を少々したらよいようですよ。」「白菜だけではなくて、セロリの味が途中するのがよいですね」担当の方は給食を100食作っておられるようで、さすが、色々なことを知っておられました。「時々市が主催の料理教室に行きますが、その時は800kcalを超えていますので、全部食べずみんな持参したタッパーに入れて持って帰ります。でも今日の献立は600kcalなので安心して食べられます。」試食中は以前同じ体操教室に通っておられたかたが「私は今はボケ防止に健康体操に通っています。ここの体操教室の先生に習っています。○○さんはまだ通っておられるのですか?」と話が弾んでいました。試食後は全員で後片付けをしました。調理実習のちょっとした名物である、「先生と一緒に片付ける」今回も初めての方は「えっ先生も一緒に片付けるのですか!?」と驚いておられました。お皿の数は多かったですが、みんなで片付けをすると早いものです。「料理はいいのですが私は片付けが嫌いです。みんなですると早いですね」といわれていました。「素人でもフランス料理が作れるのですね」と、今回もやはり満足された様子で調理実習は終了しました。
600kcalフランス料理フルコース
前菜:カナッペ、ミニトマトの飾り、えびオーロラソースかけ、おくら飾り切り、菊花かぶ
サラダ:アーモンドのせフレンチサラダ
パン:ポンパドールのパン
魚:鯛の香草焼き、きのこのケチャップ煮
肉:豚ヒレ肉のオレンジソース
スープ:ソラマメのスープ
デザート:ブラマンジェ果物トッピング