ウェルネスクリニック

ウェルネスクリニック

内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2014.12.14

ホノルルマラソン2014

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平成26年12月14日(日)に開催されたホノルルマラソン2014にクリニックから応援に1名、フルマラソンに3名、合計4名が参加しました。私以外のメンバーは例年通り、12月6日(金)に出発し、12日(木)に帰ってくるツアーでした。私は昨年の1泊3日の弾丸ツアーよりは1日延ばして、火曜日に帰国にしました。

平成261213日(土)

 

午前中診療をして、JR柳井駅、午後243分発の在来線の電車に乗り、徳山駅で新幹線こだまに乗り換え、博多に向かいました。

 

昨年までは福岡空港からハワイアン航空とデルタ航空が毎日ホノルルに向けて飛行機がありましたが、今年からデルタ航空のみとなり、春の申し込み時にはすでに福岡発はキャンセル待ちの状態で、ビジネスクラスなら割安な料金であるとの連絡が入り、金額もまずまずなのでそれで申し込んでいました。ビジネスクラスは2006年に開業した年のホノルルマラソンの帰りの飛行機が故障で飛ばず、翌日も飛ばないため、急遽正規料金で買って以来8年ぶり。一番の期待は、食事や飲み物ではなく、最近のビジネスクラスはフルフラットになるシートで、どれくらい熟睡できるかということ

 

DSC03052.JPGDSC03056.JPG午後5時過ぎに福岡空港に到着し、チェックインして、身体検査、出国手続きも終わり、午後6時前には搭乗口につき、出発まで2時間あり、ラウンジでTeam Diabetes Japan(TDJ)の懇親会で紹介するジェーン・カドヒロのための準備をして、時間を過ごしました。今回のホノルルマラソンが例年と違うのは、3年前のホノルルマラソンでいっしょに行った宮坂さんの同窓生のホノルル在住の角広 清子さんと現地で知り合いとなり、角広さんから「自分の親戚と結婚し、7歳のときに1型糖尿病を発症し、現在は糖尿病の仕事をしている、米国人のジェーンカドヒロがいる」と伺い、その後日本に糖尿病の研究会で招待され来日された時に一度会ったことがありました。今回、事前にメールで連絡し、TDJの懇親会に誘い、参加することになっており、その紹介の準備もありました。

 

DSC03054.JPG予定の時間に搭乗し、さすがビジネスはゆったりとしたシートの一人掛け、さっそく飲み物のサービスがあり、午後8時過ぎに離陸。席には空きがあり、満員ではなく、春に予約するときには予約でいっぱいだったのに、今年の途中からデルタが毎日運行しなくなったことも原因かもしれないと思いました。安定飛行になると食事が始まり、和食か洋食かで、洋食を選び、やはり皿は陶器でエコノミーよりは高級風になっていました。食事をして、ビデオは以前本で読んだ「永遠の0」があったので、それを見ることにしました。原作に近く作られていましたが、やはり先に本を読むとそのイメージが残り、迫力に差が出てしまいました。行きは6時間と短く、あまりのんびりしていると眠る時間がなくなり、今回のビジネスの一番の楽しみのフラットになるシートの寝心地をみること。フラットではあるが少し足側が低くなっており、完全な水平ではなく、しかしエコノミーに比べれれば、足をまっすぐ伸ばせ、ほんの3時間弱でしたが、朝食を配る気配で目が覚め、それがなければもっと眠れて熟睡できました。

 

 

 

1213日(土)(ハワイ時間)

 

DSC03065.JPGDSC03066.JPG午前820分(日本時間午前220分)ホノルル空港に到着。入国手続きもスムーズに30分で進み、アラモアナホテルにも午前920分に到着。前日に出発したスタッフとホテルのロビーで待ち合わせ、部屋で荷物の整理をして、午前1045分にジェーン カドヒロが車で迎えに来てくれるので、ホテルからスタッフと一緒にTDJの懇親会に向かいました。今回はワイキキの中華レストランで食事会であり、全国から40名の参加があり、カドヒロさんの紹介の後、南先生の挨拶、今年は雑誌「ランナーズ」のランナーズ賞を受賞したことの紹介がありました。乾杯のあと食事会、各自の自己紹介とあり、狭心症がありニトロを持って走る方、車いすで初フルマラソンを目指す方、仮装をして歩くという方など和気あいあいとした雰囲気のなかあっという間に1時間半が過ぎいきました。

DSC03076.JPG集合写真を撮って、明日は午前3時にアラモアナホテルのロビーに集合し、スタート地点の集合場所を確認し、解散となりました。カドヒロさんとも現地で別れ、おみやげを買ってホテルに戻り、夕食をいつものアラモアナショッピングセンターのフードコートで食べ、移動の疲れもあり、午後7時には就寝しました。

 

1214日(日)(ハワイ時間)

DSC03084.JPGDSC03105.JPG午前1時半起床、朝食をとり、走る準備をして、午前3時にホテルのロビーに降りて、TDJのメンバーも10名くらい集まり、集合写真を撮って、スタート地点に向かいました。小雨が降り、風も冷たく、ビニール性のポンチョを来て、防寒と雨に濡れるのを防ぐことにしました。走り出すと暑くなるので、そのときは脱ぐことにしました。

午前4時から準備体操をして、小雨が降ったり止んだりで、写真を撮ったり話をして、スタートの午前5時を待ちました。

DSC03106.JPGDSC03113.JPG午前5時花火とともに今年のホノルルマラソンがスタート。花火が打ち終わるまでは集団はあまり動かず、スターとして6分半して、スタート地点を通過、花火の煙の残る中をまだ夜の明けないアラモアナの通りを進んでいきました。マイル表示とキロ表示があり、キロ表示を見ながらペースを見て行くことにしました。最初の1キロが7分、その後はキロ630秒前後のペースで進んでいきました。2キロくらいで体も熱くなり、ポンチョは脱いで、歩道の端に捨てて行きました。アロハタワーの前を通り過ぎ右に曲がり、チャイナタウンから市庁舎の方に向かい、クリスマスのイルミネーションの前を通り過ぎ、スター地点のアラモアナショッピングセンターに戻ってきました。雨は降り続き、道路には水たまりも出来、暗くて余りよく見えませんが、なるべくよけながら走って行き、ワイキキのメインの通り(カラカウア・アベニュー)をゴール地点のあるカピオラニ公園の方向に走り、10キロ地点が1時間11分、このペースを維持して走っていくことにし、ダイヤモンドヘッドの1.5キロの上りとなり、流れに沿いながら登りきり、下りになって、車いすのトップランナーが戻ってきました。15キロ地点を過ぎ、曇り空ながら、空が明るくなり始め、高速道路にはいる手前17キロ地点で体も冷えてトイレに行くことにしました。少しからだも軽くなり、高速道路に入り、トップランナーとすれ違いながら、向かい風と雨にふられながら、ハーフが2時間22分。

DSC03120.JPGDSC03123.JPGハワイカイの周回に入り、25キロを過ぎ、帰りの高速道路になり、TDJのメンバーとすれ違うことができ、これまで黙々と走ってきて、30キロの疲れも出てくるなか、声を掛け合って、元気もでて、気分転換のでき、道路の中央よりを声をかけ、ハイタッチをしながら進んでいきました。雨は降ったりするものの、帰りは追い風になったことが、唯一の救いになりました。虹がかかっているのを見ることが出来ました。35キロ地点で高速道路を降りて、カハラの住宅街を通り、37キロ地点から最後の上りが始まり、ダイヤモンドヘッドの坂も上りきり、下って最後の直線コース、ゴールは見えても先が遠いなか、TDJの応援を受けながら、これまでにない、雨、風、寒さの中、今年も何とかグロスで4時間42分でゴールしました。

 

DSC03140.JPGDSC03145.JPGゴール後は完走Tシャツとメダルをもらい、バナナ、ベーグル、マラサダをもらい、ゴール手前500mあたりでTDJのメンバーの帰るのを応援しました。小学生のような子供、高齢者など、足を引きづったり、歩いたり、近くて遠いゴールを前にして、安堵と達成感の表情を見せながら多くの人が通り過ぎていきました。競技用ではなく普通の車いすで参加されたTDJのメンバーもあのダイヤモンドヘッドの坂を上りきりゴールし、午後0時過ぎにダイヤモンドヘッドをバックに集合写真を撮り、最後のランナーとなった当院のスタッフも全員に迎えられ、TDJの旗を一緒にゴールを目指していきました。TDJのメンバーは全員完走することができました。


DSC03147.JPGDSC03146.JPGJTBのテントで休憩して、ホテルに戻り、洗濯をして、ジェーンカドヒロの親戚の角広 清子さんとホテルで待ち合わせて、打ち上げにハレクラニーホテルのテラスで夕日を見ながらの食事をしました。ホテルに戻り、明日の出発の準備をして、マラソンの疲れもでて、午後10時過ぎには就寝。

 

1215日(月)

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午前6時前に起床し、午前7時にスタッフとホテルのレストランで朝食を取り、新聞にホノルルマラソンの記事があり、当院の木村栄養士(73歳)が70-74歳の年代別で1位になっていました。最後の出発の準備をして、午前8時半ホテルからバスで空港に向かい、午後0時過ぎの飛行機で帰国の途に着きました。帰りの便も空いており、乗客が少なくなって今後デルタが福岡から完全撤退をしないことを祈るばかりでした。日本の新聞(1215日付け)では衆議院選挙は自民党の圧勝との見出しがあり、出発前に期日前投票をしたのがずっと前のような感じになりました。午後7時前に福岡空港に到着し、電車を乗り継いで柳井に午後9時に戻ってきました。

 

ホノルルもこれまでにない寒さでしたが、日本はもっと寒い状態でした。今年も懇親会、ジェーンカドヒロの紹介、マラソン、打ち上げといろいろあっという間にホノルル滞在も終わり、マラソンの紅白歌合戦の「ホノルルマラソン」も無事完走し、1年を終わることができました。また来年もホノルルマラソンを完走できるように準備し、お伝えしていきます

参加者のタイムと一言感想

フルマラソン

木村;4時間25分;念願の年代別1位がとれて、嬉しかった、来年もがんばります。

大久保;7時間12分;長い長い旅でした。ゴールが出来てほっとした。

大久保;4時間42分;雨、風、寒さと例年にない天候でしたが、帰りが追い風だったのが救いでした。

応援

大久保;手がしびれるほど応援しました。