梅雨入りした６月１９日から3日間の日程で、青森県にある日本百名山二座へ登ってきました。

1日目は緑濃くなった奥入瀬渓流を散策しました。林に桂の木が多く、地面に落ちた葉が甘く匂う遊歩道を歩き、水の流れと滝の風景を楽しみました。

2日目は八甲田の山中を歩き、八甲田大岳の頂上に立ちました。３６０度遮るものが無く白神山地をはじめ遠くは岩手山まで見えました。八甲田連峰は円錐形の山がいくつも集まりそれぞれが美しく緑の衣をまとっていました。雪渓が残っている場所がありその上を歩くと風が冷たくていい気持ち。湿地帯ではミズバショウ、ワタスゲ、ヒナザクラなどたくさんの花が咲いていました。木道に座り周りの山を眺めるのは何とも良い気分でした。山菜採りの季節でタケノコやワラビ採りの人が山に入っていました。笹の中でゴソゴソと動きまわる気配がして、熊よけのためにラジオの音がしてそれで人がいると分かるのです。

3日目は岩木山です。帰りの時間の関係で岩木山スカイラインを車で上がり八合目からの歩きです。樹林帯には山桜、岩場にはミチノクコザクラやミヤマキンバイが迎えてくれました。頂上の岩木山神社にお参りして記念写真を撮って帰りました。千人風呂の酸ケ湯温泉と岩木山の麓の嶽温泉に泊まりました。どちらも良いお湯でした。