日本糖尿病協会の山口県支部の糖尿病週間の行事として、今年は柳井地区が担当となり講演会を11月28日（土）にJA周東総合病院の講堂で開催しました。100名程度の方が参加されました。

1922年インスリンを発見したバンティングとベストのバンティングの誕生日、11月14日を世界糖尿病デーとして、世界各地でブルーにライトアップされています。日本でも全国糖尿病週間（11月9〜15日）として各地でライトアップや行事が開催されています。東京タワー、下関の海峡タワーや岩国の錦帯橋などがブルーにライトアップされました。

11月28日（土）午前11時半よりJA周東総合病院の7階の講堂とロビーで、展示、血糖測定、血圧測定、栄養相談、療養指導などが始まりました。病院や診療所の医療スタッフや医薬品メーカーの方のボランティアによる協力のもと運営されました。周東病院の糖尿病患者会「みのりの会」や当院の「アロハ」の会のみなさんも多く参加されていました。

午後1時より山口県支部長の矢賀先生（山口労災病院副院長）の開会の挨拶があり、そのあとからリピート山中さんのコンサートやいっしょに歌ったりして糖尿病や食事、運動、肥満の話などを交えた話をしながら「がんばれスイゾウちゃん（糖尿病の歌）」「脱メタボリックロックンロール（メタボの歌）」などを交えて笑いのあるなごやかなムードで進んで行きました。

午後2時からは川崎医科大学加来教授の糖尿病の講演があり、食事や運動のこと、勘違いしやすい菓子パンの内容やカロリー、わかり易く講演され 、新たな気持ちで生活習慣の見直しの機会になりました。

開催日の急遽変更などがあり、リピート山中さんは夕方から大阪でライブコンサートがあり、午後5時までには大阪に帰らなければならず、終わるとすぐに帰られました。加来先生も北海道への出張から柳井に向かわれる忙しいスケジュールの中を時間を作って柳井に来ていただきました。