第53回日本糖尿病学会総会が5月27日から29日まで岡山の岡山駅周辺にあるグランビア岡山や全日空ホテルなどの会場で開催され、クリニックから6名が参加しました。

恒例のTeam Diabetes Japa(TDJ)のモーニングランは28日（金）に県総合グラウンドでありました。また今回は初めて学会主催のモーニングランが29日（土）に後楽園の周辺で開催されました。

5月27日（木）朝、岡山に向かいました。今回は糖尿病学会の後に「四国八十八ヶ所走って遍路」で高知に行くことにしており、学会用、走る用意、遍路用と荷物が多くなりました。

今回の糖尿病学会は川崎医科大学の加来教授が会長として主催され、山口大学第3内科出身で同門で先輩に当たり、午前中は会長講演がありました。夜は恩師（故兼子俊男教授）の奥様を囲んで、加来教授、山口大学第3内科谷澤教授など同門で食事会をすることになりました。兼子先生が糖尿病学会の会長をされたのが昭和61年、第29回糖尿病学会を宇部で開催されて、24年ぶりの同門出身の先生の開催になったことなど、話しにもりあがりました。

28日（金）午前6時に学会近くのホテルからTDJのTシャツを着て、1キロ北にある県総合グラウンドにクリニックから4名がウオームアップを兼ねて、歩いて向かいました。後ろから南先生達のグループがジョッギングをしながら抜いて行きました。集合場所には徐々にTDJのTシャツを着たメンバーが集まってきて、あいさつをして、近況報告をしました。

6時半から準備体操をして、集合写真を撮り、各々自分のペースで野球場や陸上競技上のある周辺を1周2キロあるコースを回っていきました。中には2周する人、午前のセッションを聴きに行くため1周して帰る人など、三々五々解散となりました。

29日（土）は今回初めて、糖尿病学会主催のモーニングランが後楽園と岡山城周辺、3キロのコースで開催されました。午前6時15分から受付開始、午前7時から開会式、午前7時15分スタートとなっていました。モーニングラン用のTシャツも事前にもらい、ホテルから3キロ先にある集合場所まで走って行きました。早く着いたので、下見のランを一周してくるとクリニックからのメンバーは駅からのシャトルバスで来て、TDJのメンバーも集まってきました。挨拶をして、スペシャルゲストの金哲彦さんもおられ、南先生といっしょに写真を撮ったりして、スタートを待ちました。加来先生の挨拶のあと、金さんの準備体操の指導があり、その後加来先生の号砲でモーニングランがスタートしました。

後楽園周辺川沿いの道路を走りながら、緑も多い中、岡山城の天守閣の下まで回ってスタート地点に戻ってくるコースになっており、後楽園が中州のなかにあるのを初めて知りました。走り終わって、完走証をもらい、参加賞の軽食をもらって、帰りは学会のセッションの都合もあり、バスでホテルまで帰りました。

学会はモーニングセミナー、ランチョンセミナー、イブニングセミナーと朝から夜まで何か講演が開催されており、カロリーや栄養成分の表示された600から700kcal の弁当を食べながら、興味のある講演を聴いて回りました。29日午後からは一般の人を対象に糖尿病の啓蒙のために市民公開講座が13時半から開催され、谷澤教授、脳科学者の茂木さん、マラソン解説者の金さんが講演をされました。それに先立ち12時半から金さんの「体幹トレーニング」のセミナーがあり、それにも参加することが出来て、実際の運動指導の参考になりました。学会の後は29日の夕方、「走って遍路」のために岡山から高知に向いました。