ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2010.08.14

四国八十八ヶ所走って遍路;第10弾(第38札所)

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8月14日(土)に「走って遍路」の第10弾を、前回の第37番札所岩本寺から先19キロ地点にある土佐佐賀駅をスタートし足摺岬にある金剛福寺の手前8キロ地点まで走りました。今回はクリニックの盆休みを利用し、家族旅行も兼ねて、8月13日(金)午前中診療をして車で高知に向い、8月14日(土)と15日(日)に足摺岬、四万十川を回ってきました。

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8月13日(金)午後1時に車で柳井を出発し、山陽道の玖珂インターから乗り福山まで行き、しまなみ海道を通って、松山自動車道、高知自動車道と乗り継ぎ、須崎インターでおり、さらに一般道を足摺岬方面に向い、450キロ走って宿泊予定のホテルに午後8時半に到着しました。

8月14日(土)午前4時半に起床、準備をして、車でスタート地点の土佐佐賀駅まで送ってもらいました。駅のベンチには歩く遍路の男性が寝ていました。午前5時50分にスタートし、本日の目標は60キロ先にある足摺岬の38札所金剛福寺。天候は曇り。今回は車で来ており、本日の宿泊は足摺岬のホテルで、荷物は運べるのでバックパックの代わりに、ウエストポーチに必要なものだけを入れ、天気予報は晴れとあり、TDJの帽子の代わりに少しでも日陰が多くなる菅笠にしました。

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午前8時頃に道の駅ビオスおおがたに到着。駐車場には多くの車が止まっており、 サーフィンをする人達が車中泊をしていて、すでにサーフィンをしている人、準備をする人など多くの人がいました。入野海岸沿いの道を走っているとジョッギングをしている男性がおり、挨拶と会釈をしてすれ違いました。その後分かれ道で地図を見ながら方向を確認していると、さっきの男性が折り返して走ってきて、「こっちの方ですよ」と教えてもらい、自己紹介をして、2キロくらい一緒に話をしながら走りました。

 

午前10時には四万十川に到着、日も照り始め暑くなってきて、思ったよりもアップダウンがあり、段々と体力が消耗して行くのがわかりました。上はTDJのランニングシャツに袖無しの白衣を着ていましたが、綿で出来ているので、汗でびっしょりと重たくなり、体にまとわりついて、ペースも落ちてきました。大岐海岸はハワイのハナウマ湾を思い出させるような海岸で、キャンプをしたり泳いだりしている人が多くいる海岸の砂浜を2キロ歩いて横切りました。どこかで冷たい水に浸ると全身クールダウンが出来て、疲れも取れるだろうなと思いながら、先週の坊主ケ滝の滝壺の池の気持ちよさを思い出しました。

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家族は車で足摺岬や土佐清水などを回っており、午後5時頃をホテルにチェックインの予定にしていました。目標の足摺岬に5時までに着くのは時間的に無理そうなので、車で迎えにきてもらうため午後4時半過ぎに連絡をしました。遍路道は狭く、なかなか場所が分からず、結局足摺岬の手前8キロ地点で本日の「走って遍路」は61224歩、53.5キロで終わりました。ホテルにチェックインし、風呂に入り汗を流し、太平洋に面した露天風呂もあり眺めもよく、ゆっくりと夕食をとり、午後9時半過ぎにはつかれて就寝しました。

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8月15日(日)は「走って遍路」はせず、観光をすることにしました。朝はまた太平洋を望む露天風呂に入り、朝食をとり、ホテルを出て、家族で38番札所の金剛福寺に御参りし、足摺岬を見て回りました。次回、また8キロ手前から走り出しもう一度お参りして、「打ち戻し」で同じ来た道を27キロ戻って次の39番札所の延光寺を目指すことになりました。もう一度足摺岬を見ることができ、これで高知県の太平洋の雄大な景色とはお別れとなります。

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帰りは宇和島方面を通って、松山の三津浜港からフェリーで帰ることにし、四万十川を上流に上って行くコースにしました。四万十川のある土佐中村まで車で戻り、途中は昨日走った道を戻りながら、昨日のことを思い出し、また次回の打ち戻しの下見のように戻ってきました。四万十川には水量が増すと橋が川に浸かってしまう「沈下橋」が何カ所かあり、最初の佐田沈下橋を訪れ、1時間の屋形船の遊覧もあり、丁度昼時で、弁当も買って、船頭さんの説明を聞きながら、もう一つ上流の沈下橋の先までを往復をしました。エアコンはありませんが、川の冷たい風があり、涼しく楽しく遊覧することが出来ました。

その後は上流にむけて走り、途中ガイドブックにあるケーキ屋さんでケーキと飲み物をテラスで食べながら遠くの景色を眺め休憩し、さらに高速道路のインターのある西予宇和インターをめざしていきました。途中41番、42番、43番札所があり、42と43番の間は10キロだけれど山越えになっており、今後の日程の参考になりました。高速に入り松山を目指すと、高速無料化やお盆の影響か、混んでおり、午後6時前に三津浜港の到着し、フェリーで午後9時過ぎに柳井港に帰ってきました。