3月9日に調理実習を行い、「春のお花見弁当」を作りました。「春のお花見シーズンにあわせて、低カロリー弁当を作ってみましょう。」ということで始めて、今年で3回目です。参加者は７名でした。
献立の説明の前に、塩分の摂り方について、ミニ知識としての話しがありました。「塩分が少なければ少ないほど、体は喜ぶと云われています。調理の時、塩を使わず、食べる時におしょうゆで味を付けるなど工夫して減塩を心がけていきましょう。」
調理の説明の後、早速担当に分かれて作り始めました。品数が多いので、ひとり一品の担当になりました。鮭に下味を付け、切った野菜にカレー粉をまぶしたものと一緒にオーブンシートにくるんで、蒸し器で蒸していきました。鶏ささみの青シソ巻きは、観音開きにしたささみをすりこぎでたたいて薄く伸ばし、野菜を巻いて、電子レンジで加熱しました。スペイン風オムレツは角切りにしたトマトを溶き卵に入れ、フライパンで焼きました。途中ひっくり返すのにコツがいりましたが、きれいに焼き色がついた物ができました。寒天寄せは、フルーツがたっぷり入った物がきれいに固まりました。
盛りつけは、皆で出来上がりの写真を見ながら、盛り付けていきました。万両をあしらったり、カーネーションを添えたりしました。出来上がったお弁当を見て、「きれい！」「豪華！ほんとに５００kcalなの？」など言われていました。
梅・ふきのとう・寒アヤメ・クリスマスローズ・黄すいせんなどたくさんのお花をご自宅から持って来られた方がいて、それらを飾ったので、文字通り花見をしながらの試食となりました。「どれもしっかり味が付いていておいしい。」「マンナンヒカリが入っていても炊き込みにすると、違和感がなくて食べ易いですね。」「鮭の包み焼きは、カレーの味が効いていておいしい。」「ささみを伸ばしてくるくる具を巻いてチンするだけでこんなにおいしいとは驚きです。」「卵とトマトの組み合わせなんて初めてだったけど、おいしいですね。」「かぼちゃと粒マスタードがよく合いますね。」「筍だけシンプルに煮るのもいいで。」「塩昆布で和えたブロッコリーは初めてだけど、いいですね。よくピーマンと塩昆布は自宅でも作っていました。」「フルーツ寒天寄せは、量がたっぷりで、食べきれないぐらい。甘さも控えめでフルーツ自体の甘さが感じられます。」「お腹が満腹になりました。」などの感想がありました。食後に、栄養士さんがたてたお抹茶を、お干菓子とともにいただき、優雅な雰囲気を楽しみました。
春のお花見弁当 パート３(481kcal)
きのこごはん：米(40g）、マンナンヒカリ(２０g）、しめじ、えのきだけ、ゆずの皮
鮭の包み焼きカレー風味：紅鮭（４０g９）、人参、タマネギ、生シイタケ、青ピーマン、カレー粉
鶏ささ身の青シソ巻き：鶏ささ身、青シソ、ネギ、にんじん、梅肉
トマト入りスペイン風オムレツ：鶏卵、トマト、バジル、かいわれ
蒸しカボチャのマスタード和え：かぼちゃ、粒入りマスタード、パセリ
たけのこの土佐煮：たけのこ、かつおぶし
塩こぶあえ：ブロッコリー、塩昆布
フルーツ寒天寄せ：オレンジ、グレープフルーツ、キウイフルーツ、粉寒天、ラカントSシロップ
