平成24年5月26日(土)午後3時10分より、山口県小児糖尿病患者会「山口会」の講演会が新山口駅の在来線側にある新山口ターミナルホテルで、大津市民病院の神内謙至先生を講師とて「インスリンポンプのいいところ」というタイトルで講演会が開催されました。
患者、患者家族、医療関係者、学生など88名の参加者がありました。神内先生はお母様が1型糖尿病で、ご自身は15歳の時に1型糖尿病を発症し、その後医師になり、糖尿病の専門医として診療にあたるまでの体験談を話されながら、病気の受け入れ、学校生活での思いなどの話しをされました。その後で、ご自身がインスリンポンプを使用されるようになり、ホノルルマラソンに参加されたこと、日頃の生活でどのようにインスリンポンプを調整しているかなどについて、実践的な話しをされました。「慢性疾患マネジメント」や日常の診療を通して病気との向き合い方に変化が出来たことなどを話しをされ、「前向きに」考えていくことを解説されました。講演の後はいくつかの質問があり、その後に集合写真を撮り解散となりました。
その後は場所を変えて有志数名と神内先生を囲んで食事会をし、話しも弾み午後10時過ぎにお開きとなりました。