平成25年3月22日に調理実習を行い「手作りピザ」を作りました。4名の参加者がいらっしゃいました。本日は大学のスポーツ栄養の先生が調理実習の見学に来られました。

本日は大学のスポーツ栄養の先生が調理実習の様子を見学に来られましたので、せっかくの良い機会なので献立の説明の前に運動と食事の一般的な話をして頂きました。やはり運動食事適度にするのが一番のようです。「畑で鍬を打つのに以前は腕が筋肉痛になっていたのに、ラジオ体操をし始めてから、それがらくになった気がするのですが・・・」「筋肉痛になるのは普段使っていない筋肉が炎症を起こすからです。私もマラソンをしているのですが、走るときいつも同じところの筋肉しか使わないので、学生と筋トレしたときに筋肉痛になります。」とのことでした。長い距離を走って筋肉痛になるのは、練習した気になっていても、やはりまだ走る距離が足りていないのかと個人的に感じました。その後献立の説明をし、担当に分かれて作業を始めました。今回はキャンセルの方がいらっしゃり、いつもより人数が少なかったので、ひとり1枚ずつピザ生地を伸ばし、トッピングをすることができました。サラダは切り方をしっかり確認しながら素早く野菜を切って、ドレッシングを作っておられました。葱のスープは、何回か失敗したので、担当者がゆっくり何度もミキサーにかけて滑らかにしておられました。紅茶プリンは前回固まりにくかったので今回はゼラチンの量をほんの少し増やして作り、冷凍庫で35分置いて無事に固まりました。

全員で盛り付けをして試食をしました。「焼きたてのピザはやはりおいしいですね。2枚目は1枚目のものよりふっくらしています。」「紅茶プリンは生姜の香りが丁度良く香って上品な味ですね。家で作ってみたいです」「葱のスープは塩味が丁度良くて美味しい」等とそれぞれ言われていました。患者様がクレソンを持ってきてくださったので、クレソンの胡麻和えを追加しました。「クレソンは苦みがあるかと思っていましたが、今日のものは苦みがなくておいしいです。きれいな川でできたのものだからでしょうね」「クレソンは買うものと思っていました」とのことでした。そして本日は自分で栽培したこんにゃく芋からこんにゃくを作っておられる方がおられ、作る過程を聞くことができました。こんにゃくを作るようになったきっかけは、以前平生町でこんにゃくの作り方を教えていただいて以来作ってみようと思い、その当時手に入りにくかったこんにゃく芋を植えて作るようになり、こんにゃく芋は三年しないとこんにゃくにできないので、毎年収穫できるよう三か所に植えておられるようです。昨日できたばかりの、透明な薄い紫と赤を混ぜたようなきれいな色のこんにゃくをいただきました。その他、畑に猿やタヌキが出るのでその撃退法など色々な話を面白おかしく話して下さいました。試食後は全員で後片付けをしました。本日見学に来られた先生はマラソンをされておられ、後片付けをしながらマラソンの話に花が咲き、フルマラソンを経験するとおそらく誰もが悩むであろう、足の爪の話や、月間450km走っておられるようで、レベルの違う先生の話に驚きながら、あっという間に片づけは終了し、本日の調理実習は終了しました。ちなみに去年の4月に行われた田布施川の桜マラソンに出られて年齢別で上位に入ったそうです。 

手作りピザ(501kcal)

ピザ(生地)：強力粉、ドライイースト、砂糖、塩、オリーブオイル

(トッピング)；玉ネギ、ピーマン、パプリカ黄色、ミニトマト、しめじ、シーフードミックス、ピザ用チーズ、ピザソース

サラダ：水菜、きゅうり、とうもろこし缶、黒豆のパウチ、ミニトマト、レタス、ドレッシング(酢、醤油、ラカント、ゆずコショウ)

ネギのスープ：長葱、ジャガイモ、チキンスープの素、塩、こしょう、小葱

ジンジャーミルクティープリン：ティーパック、生姜汁、牛乳、ラカント、粉ゼラチン