ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2014.09.16

欧州糖尿病学会2014-4

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今回、欧州糖尿病学会がオーストリアのウイーンで開催され、9月17日から19日まで学会に参加しました。ウイーンに行く前にスイスに立ち寄ることにしました。9月16日(火)はツエルマートからユングフラウヨッホに電車で移動し、登山電車で標高3571mある展望台まで行き、ユングフラウ、メンヒ、アイガーの4000m級の山を見ました。チューリッヒまで電車で移動し、夜行列車に乗ってオーストリアのウイーンに向かいました。

やはり時差の影響か、昨日早く寝たせいか午前3時前には目が覚め、眠れそうにないので起きて、昨日のことをHP用の原稿として、記事を書いたり、荷物の整理をしました。今日の予定はチューリッヒを午後10時40分発の夜行列車でウイーンに向かうため、ツエルマートを午前7時39発の電車で出発し、途中ユングフラウヨッホに寄って、チューリッヒに向かうことにしました。朝の時間が少ないので、昨日のうちにツエルマートの駅で乗車の手続きのことはたずねておきました。鉄道パスをもっているので、今日の鉄道の区間は、ユングフラウヨッホに登る登山鉄道以外はチケットを購入しなくても済むので、直接電車に乗ればいいことがわかりました。ホテルのフロントがオープンするのが午前7時、朝食の開始が午前7時からなので、電車の時間までに荷物をまとめ、朝食、チェックアウト、駅へ向かうようにしなければなりません。
DSC02460.JPG時間はあまりなく、午前6時はまだ真っ暗ですが、ホテルから教会、昨日食事をしたレストラン、昼を食べたパン屋とそのカフェ、駅などを巡りながら2.5キロほどジョッギングをして、ホテルに戻って来ました。シャワーを浴び、最後の荷物整理をし、朝食を急いで食べ、チェックアウト。ホテルの写真を撮り、駅に向かいました。最後にもう一度マッターホルンの頂上を駅前広場からみて、昨日調べておいた5番ホームの電車に乗り込み、なんとか間に合いました。2日間、正確には1日半、ツエルマートとマッターホルンを楽しむことが出来ました。一生に一度は訪れてみたい場所の一つになりました。車窓から通勤や通学の風景の日常生活の様子を見ながら、次の目的地ユングフラウヨッホにむかっていきました。

CIMG9878.JPGDSC02495.JPGビスプ、スピーツという駅で乗り換えながらインターラーケン・オスト駅に午前9時57分到着。ここまでが通常の鉄道路線で、これからユングフラウヨッホまでは登山鉄道になります。別にチケットを買わないといけないのと、スーツケースを預けて身軽に動けるようにするため、乗り継ぎ時間は10分で次の登山電車がありましたが、30分あとの次の登山電車にすることにし、コインロッカーを探し預け、ユングフラウヨッホ往きのチケットを購入。ユングフラウヨッホまでは2度乗り換えて午後0時52分到着予定なので、昼食用のサンドイッチとジュースも購入して乗車。ユングフラウヨッホまではインターラーケンからラウターブレネン回りとグリンデルバルト回りでクライネシャディックまで2つの経路があり、そこからユングフラウヨッホまでは同じ路線になっていました。どちらがどうかはわかりませんが、チケットを購入する時にラウターブレネン回りのチケットを渡されました。登山電車は急なこう配を上っていき、クライネシャディックでの乗り継ぎではユングフラウヨッホ、メンヒ、アイガーの3山をきれいに見ることができました。ここからユングフラウヨッホまでは9割方トンネルの中を標高3400mまで上って行きますが、途中2駅あり、そこでは5分間停車し、断崖に窓が設置され、氷河や回りの景色を望むことが出来るようになっており、乗客は急いで降りて、見て写真を撮って戻ってきていました。よくこんな山の中に鉄道をとおし、さらに岸壁に窓まで展望用に作ったことに感心しました。
DSC02510.JPGDSC02513.JPGユングフラウヨッホ駅に到着し、標高3571mの展望台までエレベーターで上がり、外に出てメンヒやユングフラウヨッホを間近かに見ることが出来ました。別の出口では雪(氷河)の上まで出て眺めることが出来、マッターホルンとも違った自然の雄大さを感じることが出来ました。ここも一生に一度は訪れてみたい土地の一つとなりました。

展望台で1枚スケッチをして、一つ下の駅(クライネシャディック)で電車を一つあとの乗り継ぎにすることにして、テラスでコーヒーをのみながら、スケッチを1枚しました。行きの時には雲もなく3山がくっきりと見えていましたが、帰りには頂上あたりに霧がかかり、上手く見えませんでした。マッターホルンもそうでしたが、午前中は雲がなく見えても、午後からは雲がかかりやすい山や気温の影響があるのでしょう。行きと逆にラウターブレネンで乗り継いで、インターラーケン・オストまで戻り、登山電車は終わり、通常の鉄道路線となり、スピーツで乗り換え、今日の夜行列車の出発地であるチューリッヒに向かいました。
DSC02527.JPGDSC02691.JPG午後9時前にチューリッヒの駅に到着、夜行列車の出発は午後10時40分と時間があり、出発ホームの確認、構内や駅前広場を見て回りました。これまでの駅とは違い、駅舎は古い作りですが、地下に降りるといわゆる都会の地下街のようなデザインになっていました。午後10時過ぎには夜行列車がホームに入ってきて、乗車し、車掌の人にチケットの点検、明日の朝食をリストの中から6つ選んで部屋のドアの前に置いておくことなどの説明を受けました。昨年のパリからバルセロナまで乗った夜行列車よりは室内が広くなっていました。2段ベッド、イス2脚とテーブルがあり、トイレ、洗面、シャワーは同じくらいで、シャワー室は半径60センチ位の円筒の4分の1のサイズの狭さでした。昨年、朝入ってお湯が出なかったので今回は夜のうちに入ることにしました。なんとか入って体はさっぱりし、荷物を片付けて、午後12時過ぎに就寝しました