平成27年4月17日に調理実習を行い「丸鶏ローストチキン」を作りました。参加者は7名でした。
献立の説明前に丸鶏を焼く形にしていただきました。担当を決めたものの、最初は躊躇されているようでした。「子供みたい」「夢に出てきそう」「開脚!」と塩をじっくりすりこむときに言われたりして、にぎやかでした。
焼く形に整えているとき、ひっそりと「私が子供のときは、丸鶏の血抜きをするのにひっくり返して吊るされていましたよ」と教えていただきました。それで年配者で鶏肉が嫌いな人がいるのかと納得しました。
鶏肉は最初は高温で焼いて15分後取り出し、油をまわしかけて再び温度を落として40分焼きます。途中で野菜をオーブンに入れなければならないのをすっかり忘れていましたが、担当者さんがしっかり覚えておられたので忘れずにすみました。ピラフは時間通りにせずに水分の具合を見てから加熱をやめました。
ピラフとローストチキンの出来上がりが同時になってしまいピラフの型抜きをして、ローストチキンの解体をして、手の空いている人はゼリーの型をぬいて・・・と、時間が空くときは空いて、忙しいときは忙しく、大変でした。
盛り付けの後試食に移りました。「ジャガイモやたまねぎは肉のそばで焼くと肉汁がついておいしくなるのでは?」とご指摘をいただきましたので次回はそのようにしたいと思います。「ゼリーはさっぱりしておいしいですね」などといわれていました。試食中はお花の話が飛び交っていました。「十二単という花は何であの名前がついたのですか?」「あの花の名前はなんていうのですか?」「今の時期は茶花が沢山咲いてよいですね。主人は庭の草引きをしてくれるのはいいのですが、花を雑草と間違えてぬかれるときがあります。」「この花はすぐしぼむ」などといわれて笑いが起こっていました。調理実習の時には見たことのないお花を見ることができて勉強になります。