平成26年3月より月2回程度昼の「まかない」を始めました。NHKの「サラメシ」という番組を真似て、「クリメシ」と名付けました。 平成27年6月11日（木）のまかないは「ミートローフ」で12名が参加しました。3分間スピーチは前川臨床検査技師。

今回は6月28日に行われる患者会の調理実習の試作を兼ねています。9時半から材料をはかり始め、10：00調理スタート。まずミートローフを作りました。ポイントは肉を粘りが出るまでよく練ることです。その間にたまねぎを刻んで炒め、冷ましてからロ-フ型に入れ30分オーブンで焼きました。焼いている間は手が空くので、主食を素麺にしました。ブラマンジェはゼラチンではなくコーンスターチで作ります。目を放した隙になべ底が少し焦げてしまいましたので注意が必要でした。2名で12人分作るのに2時間と少しかかりましたのでまあ、何とか時間内にできそうかなあと思いました。

3分間スピーチ（要旨）；「長野で岩場講習会と戸隠山登山」前川臨床検査技師

5月29日から4日間、長野県の山を歩いてきました。広島からのツアーで14名の参加でした。初日はバスで白馬村のペンションへ移動し、用具の点検やレンタルをしてロープ結びや用具の使用方法の説明を受けました。翌日長野市へ移動し「物見の岩」なる足場でヘルメット、ハーネス、シュリンゲなど装備をつけて初心者用の岩場で手掛かり足場を探して登りました。落ちても大丈夫と解っていても恐怖感で足がすくみました。ずり落ちてTシャツが破れ血が滲んでも痛みを感じる余裕すらないほどでした。2度3度とやっているうちに少し余裕ができて面白くなりました。ロープに身を預けて下降するほうが登りよりドキドキしました。午後は少し難しい岩場での練習でしたが疲れていたのでほかの人の練習を見学していました。岩の上から長野市内が一望できました。15時に終わり市内の善光寺へお参りしました。ちょうど御開帳が行われていて沢山の人が訪れていました。戸隠高原の戸隠中社の宿坊に泊まりました。歴史ある神社で境内に巨大な杉の木が何本もありました。3日目は戸隠山(1904m)登山で、戸隠神社の奥社にお参りしてから登りました。前日岩場講習でことが役立つのか？この山には｢蟻の戸渡り｣と名前が付いた両側が切れ落ちて足場の悪い、幅50センチあるかないかの長い尾根があるのです。度胸のある人は立って歩いていましたが、自分は命綱をつけてロープに繋がっていても四つ足で這って渡るのが精一杯でした。登山道にはシラネアオイ、マイズルソウ、ツバメオモト、エンレイソウ、サンカヨウ、イワカガミ等沢山の山野草が見られました。白馬岳方面には山に雪があり山名の由来となった代掻き馬の雪形も見えました。戸隠牧場への下りには雪が残っておりロープを下ろしてもらいました。崖を横切る場所に設置してある鎖が切れていたり、橋が流されたりしていて雪の勢いの凄まじさを感じることもありましたがガイドさんのおかげで楽に歩く事ができました。この日も戸隠中社の同じ宿坊に泊まりました。4日目に戸隠山から正面に見えた飯綱山（1917m）へ登りました。登山口がすでに1220mあり高低差700m程です。前日も歩いているので歩き良い山道は散歩気分でした。ピンクやオレンジのツツジが見頃で頂上までありました。山頂は360度の展望があり山の名前が書かれた方位盤が置かれていました。山から降りて神告げ温泉で汗を流し昼食に蕎麦を食べてバスで広島に帰り、なんとか日付が変わる前に家へ戻ることができました。

アンケート結果（12名）

1．ミートローフと素麺の組み合わせはいかがですか？気になる2名　気にならない7名　無回答2名

2.腹何分？腹7分1名　腹8分0名　腹9分2名　満腹9名

3.彩り盛り付けは？全員良い

4.★いくつ？全員★★★

5.感想：ごま酢和えこくがあっておいしい。素麺にひじきははじめて。素麺とごま酢和え味が同じようだったので、少し飽きるかなと思う。調理はこれでよいのでは？野菜沢山でおなかいっぱい。ミートローフしっかりとしていておいしかった。

献立「ミートローフ」568kcal

素麺：素麺1把、パプリカ赤黄、ひじき、きゅうり、青紫蘇、めんつゆ

ミートローフ：合挽きミンチ、たまねぎ、木綿豆腐、ミックスベジタブル、牛乳、卵、パン粉、ケチャップ、ウスターソース、キャベツ、レタス、にんじん

ごま酢和え：もやし、きゅうり、にんじん、ごま、酢、しょうゆ

ブラマンジェ；コーンスターチ、牛乳、ラカント、バニラエッセンス、みかん缶