調理実習で「シュークリーム」を作っていますが、シュークリームの皮にふすまを加えて、低糖質で食物繊維を増やす工夫をするために、当院に通院中の患者さんで、クリニックの近くでパン教室を開いている方に、平成27年10月5日(月)の夜、クリニックから4名が参加し、作り方を習いました。
前回は今年2月に「チーズフォンデュ」のためのふすまパンの作り方を習いに行きました。今回はすでに調理実習でシュークリームは作っていますが、シュークリームの皮を作る方法を勉強し直し、さらにふすまを入れて低糖質で食物繊維も増やす工夫を勉強するために、お願いしました。栄養士さん2名を含め4名で参加しました。
10月5日(月)午後6時まで診療し、近くにあるパン教室に午後6時半過ぎに到着。説明を受けて、2名2グループに分かれて、まずはシュークリームの皮づくりからはじめました。まずは小麦粉のみの通常の皮づくり、水、塩、バターを小鍋に入れて沸騰させ、小麦粉を加えかき混ぜ、中火にかけて、水分を飛ばす。火から降ろして、卵を少しずつ加え混ぜていく。卵を入れすぎ、柔らかめとなり過ぎてしまいました。絞り袋にいれて、絞り出し、オーブンで焼いて完成。やわらくなり過ぎて、あまり膨らまず、最中の皮のようになってしまいました。
次は小麦粉とふすまを3対1の割合で加えたもので同じように作り、今回は慎重に卵を入れすぎないようにしたので、ふすまのない場合よりもよく膨らみました。ふすまを入れると皮の色は少し茶色になりました。それはそれでクッキーシューのようにみえました。
次にクリームづくり、カスタードクリームと生クリームの2種類を作り、中を2層にし、さらにカスタードクリームの一部にチョコレートを加えてチョコレートクリームも作ってみました。カスタードクリームは薄力粉、砂糖、卵黄、牛乳を加え、煮上げて、なめらかな状態になるまで混ぜて完成。
皮を切って、カスタードクリームと生クリームをいれて、ふたをして完成。午後9時になり、感想を話しながら、コーヒーと一緒にいただきました。皮の形が最初が膨らみませんでしたが、味は美味しく食べることができました。作る上でいろんなコツやヒントを得ることができ、今後に生かせそうでした。