平成28年1月15日に調理実習を行い、牡蠣の土手鍋を作りました。参加者は6名、本日は2016年第一回目の調理実習です。
お正月に体重増加をする人が多いため、念のため、今年体重増加した人がいらっしゃるかお聞きしてみました。すると体重増加した人は1名しかいらっしゃいませんでした。更に、ある方は「このところ検査値が悪くなってきているので、今年はお餅を食べるのを控えました。」とのことでした。そして木村栄養士にいたっては毎日走って体重1kg減という恐ろしい事を言われていました。その後献立の説明があり、調理開始です。
牡蠣の土手鍋は野菜を切ってお皿に盛るだけと思いましたが、木村栄養士の、白菜はただのざく切りにしないで少し切り方を変えてみたらどうでしょうか?とのアドバイスにより、白菜は芯と葉の部分を切り分け、芯は削ぎ切り、葉は食べやすい大きさに切ることにしました。土手味噌は調味料を混ぜて加熱しながらよく練るのですが、冷えると固くなり、かといって柔らか過ぎると鍋の縁に塗るとたれてしまうので、見極めが難しいのですが、担当者がちょうど良い具合にやってくださいました。牡蠣の下処理は色々な方法があるようですが、本日は塩と片栗粉を使用しました。こうすると汚れもとれ、加熱しても牡蠣の身がちじみにくくぷりぷりになるようです。長芋ステーキは適当な厚さに切った長芋をフライパンで焦げ目がつくまで焼き、調味料で味付けをします。強火ですると焦げ付きますので担当者が中火・弱火を駆使して焦げ付かないよう丁寧に作ってくださいました。金柑なますは金柑の果汁も入れ、すっぱくなりすぎたので担当者が味を調えてくださいました。全て盛り付け配膳をし試食に移りました。
各個人で好きなように具を入れて炊いていきました。野菜が山盛りなため、一気に全て入れて炊くことが出来なかったので、先に火の通りにくいものを入れて炊き、かさが減ったところで牡蠣、春菊等をいれしばらく待ち、好きなように食べました。うどんを先に入れている人もみられました。「土手鍋の味噌の味がちょうど良いですね」「一人鍋だと食べ過ぎなくて良いですね」「牡蠣は食べるだけあって満足」「長芋はいつもなますに使うか、すりおろして食べるかなので余っていましたが、こうすると沢山食べられて良いですね。やってみます」「金柑もなますに使ってもよいですね」など感想がありました。白菜はざくざく切ったほうが楽ですが、葉と茎を分けて、切り方を変えるというほんの少しの手間で、盛り付けの見た目もきれいで火の通りも良かったように思います。
牡蠣の土手鍋;牡蠣100g、焼き豆腐、白菜、しいたけ、春菊、生しいたけ、人参、白ねぎ、しらたき、白味噌、赤味噌、みりん、うどん
長芋ステーキ;長芋、しょうゆ、みりん、鰹節、小ねぎ
金柑なます:かぶ、金柑、砂糖、酢、出し
甘酒ゼリー:甘酒、ゼラチン、パルスイート、生姜