平成28年6月11日（土）午後３時半より山口市湯田温泉のホテルニュータナカで、平成28年度山口県1型糖尿病患者会「山口会」講演会が開催され、2名の方に講演をしていただき、90名が参加しました。

午後３時半より開始となり、最初は現在、美祢青嶺高校１年生の西嶋　元峻さんによる「病気でもできないことはない」というタイトルで講演がありました。小学校2年生の時に1型糖尿病を発症し、中学２年生の時に始めて福岡のサマーキャンプに参加し、そこでの出会いにより、これまでの病気があるからできないと受け身的な考えだったのが、前向きに考え行動できるようになったことの発表があり、その感想を昨年の平成27年度少年の主張コンクール山口県大会で発表し最優秀賞、県知事賞を受賞しました。

本日の学校行事などの予定が今年1月に案内状を作成する時にはまだはっきりせず、発表の様子のDVDを映写する事にしていましたが、うまく都合が付き生出演となりました。

午後４時から午後５時半まで、荒岡　純孝さんによる「私の1型糖尿病ライフ30年」と題して、19歳で１型糖尿病を発症し、就職、低血糖、保険や住宅ローン、インスリンポンプ、東北大震災での経験から災害時の対応、日本糖尿病協会のことなど、盛りだくさんのテーマについてこれまでに経験してきたことから、いろんな対処法の講演がありました。時間もあっという間に過ぎていきました。

講演後も、講師の方と多くの参加者が個人的に挨拶や質問などで熱心に話しをされ午後６時過ぎまで続いていました。