ウエルネスクリニック糖尿病患者会”アロハ”の春の行事”調理実習”が平成28年6月19日(日)、柳井文化福祉会館で開催されました。スタッフを含めて40名が参加し「手間いらずのマカロニグラタンとフォーチュンクッキー」を作りました。

前日の6月18日（土）はいつものように午後5時過ぎからクリニックの2階でリピートさん、息子のmaguma（マグマ）さん、マネージャーの杉山さん、河郷先生とクリニックのスタッフ、全員で13名が参加し、バーバキューをしました。1次会は午後10時過ぎまで、その後は数名が残り午後11時半頃まで、近況報告や明日の「恋のフォーチュンクッキー」の踊りの事などをはなし、あっという間に時間は過ぎました。

平成28年6月19日、日曜日、午前10時に柳井文化福祉会館2階の視聴覚室に集合し、名札と資料を配布し受付をし,血糖を測定前に予想をして測定しまし
た。班ごとに5つのテーブルに分かれ
て、各班で自己紹介をしました。大久保院長のあいさつ、中倉栄養士より今日の献立や調理のポイントの説明、ゲストのリピート山中さん、magumaさん、マネージャーの杉山
さんの紹介がありました。

今日の献立は「手間いらずのマカロニグラタンとフォーチュンクッキー」でした。「手間いらずのマカロニグラタン」は具材を鍋に入れ、一度に煮て、グラタン皿に取り分けて、オーブンで焼いて完成。
「フォーチュンクッキー」はクリニックの近くにある代田八幡宮でおみくじを買ってクッキーの中に入れる事にしました。その
他は
「フランスパンとトマト添え」、「にんじんとオレンジのサラダ」、「きのこのスープ」でした。

説明のあとは調理室に各班ごとに移動し、午前10時30分より調理を開始しました。リピート山中さん、magumaさんや杉山さんも他の参加者といっしょに
エプロンと三角巾をつけ、患者さん達と一緒に調理を始めました。各班とも男性も積極的に参加し、食材を切ったり、炒めたり、
あっという間に時間が過ぎていきました。女性は日頃の料理の手際よさで、市場のような喧騒の中、食材を切ったり、いためたり、洗い物も平行して行い、スムーズに進んで行きました。

各班は7〜9名で、各班から1名が出て、フォーチュンクッキー作りに専念しました。焼き上がって1分以内におみくじを入れて整形しないと固まってしまう事、試作は電気オープンでしていましたが、調理室はガスオーブンのため、同じ温度と時間でも焼き加減が強くなり、焼きすぎたりしながら、回数を重ねるごとに段々と要領がつかめて来ました。

なるべく熱いうちに食事をするために完成した班ごとに2階に上がって食事となりました。今回は班ごとの時間の差はいつもよりは少なく、温かいグラタンやスープを食べる事が出来ました。食事の後はアンケートに答え、フォーチュンクッキーにいれたおみくじ1つにあらかじめ☆印をつけていました。本日参加者で一番幸運な人として、賞品（ネックレス）がリピートさんより授与され、首にかけてもらっていました。

食器やテーブルの後片付けのあとは、今回の調理実習のためにYWC48(やないウエルネスクリニック、平均年齢48歳）のユニットを結成し、ここ3週間は仕事の後に30分「恋するフォーチュンクッキー」振り付けを練習していました。参加者と一緒に練習の後にAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」のDVDを映写しながら、踊ってみました。

踊りの後は恒例のリピート山中さんとmagumaさんと一緒のミニコンサート、懐かしのメロディーなどをみんなで歌ったりしました。「ヨーデル食べ放題」の歌が大阪の環状線の鶴橋駅の発車メロディーになっていることなどの話しが有りました。ロコモの詩の時には実際に体操をしてみて、食後の運動にもなりました。

コンサート後は受け付けのときに測定した血糖の予想値と測定値の差が10未満の人に当院のアロハの会のシンボルの膵臓ちゃんの入ったTシャツを賞品とし
ました。今回はピッタリ賞はおらず、１桁の違いの僅差でした。その後は集合写真を撮って、
午後3時前に解散となりました。今朝、起きた時には豪雨になっていましたが、会が始まる頃には雨もおさまり、終わる頃には薄日が射してきました。調理、食事に歌と楽しい時間を過ごすことが出来ました。