平成26年3月より月2回程度昼の「まかない」を始めました。NHKの「サラメシ」という番組を真似て、「クリメシ」と名付けました。 平成28年9月29日のまかないは「鯛めし」で職場体験中の中学生も一緒に12名が参加。3分間スピーチは星川臨床検査技師。
今日のメニューは、NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」の番組で紹介された宇和島の鯛めしが食べてみたいとの院長のリクエストです。この近辺で食べられるご飯と一緒に炊き込む鯛めしではなく、生の鯛をタレと生卵に漬け、アツアツのご飯に乗せて食べる鯛めしです。スタッフに宇和島出身の渡辺さんがおり、タレは渡辺さんが9月の連休に帰省した時に買ってきていただきました。この時期は、まだ蒸し暑いので食中毒に注意が必要です。鯛は刺身用を予約して今朝取りに行き、皿に盛ったらまた冷蔵庫に入れ、食べる直前に配膳をすることにしました。(かなり気をつかいました)市販の鯛めしのたれは1袋が軽くごはん茶碗2杯分ありますので、少食のスタッフのために一人半分のたれを使用。卵は卵白が余ってしまうので、全卵を使用。職場体験中の中学生にも盛り付けや配膳を手伝っていただき、ご飯と芋炊きは冷めないようにスタッフが来てから配膳しました。食べ方は渡辺さんに説明していただき、各自が好きなように薬味を乗せて食べました。今日で中学生の職場体験が終了なので、スタッフから中学生へ一人ずつ「好きな食べ物は?(刺身)」「将来の夢は?(医学系の科学者になること)」などの質問をしました。
3分間スピーチ(要旨)「一期一会の旅 −利尻島・礼文島編−」星川臨床検査技師
今回はお盆休みを利用して利尻島・礼文島の旅行についてのレポートです!
1日目 関空からチャーター機で直接稚内へ向かいました。チャーター機は80人乗りの可愛いジェット機で快適な2時間半のフライトでした。その後宗谷岬観光をし、フェリーで利尻島に移動しました。ちょうど夕刻と重なり、もうすでに秋めいた空と利尻山の美しさに心洗われるようでした。夕食後は星空ガイドさんと共に星空ウォッチングへGO!「今日は月が頑張って輝いているので、本来の満天の星空でない」との事でしたが、人工衛星を見ることもでき、日常星空を眺めることもない私は、ただただ天空の不思議に感嘆するばかりでした。
2日目 利尻島観光で姫沼・オタトマリ沼を訪れました。「白い恋人たち」のパッケージ写真を思い浮かべて下さい。実はこの山がオタトマリ沼からの利尻山の眺めだそうです。夏だったのでちょっとイメージが違いましたが、小さな驚きでした。利尻島を後にしフェリーで礼文島へ向かいました。礼文島ではまず「ウニむき体験」です。観光専用の広い近代的な清潔な施設で、大きなウニと専用のウニむき器とピンセット・スプーンがセットされていました。まずをウニむき器をガスッとウニの真上に突き立てます。その後クリップを握ると簡単にウニがパッカーンと真二つに割れます。それからスプーンとピンセットで身を取り出し食します。うまし!ただちょっと怖かったのが割られてもウニが動いて抵抗してたことです。その後スカイ岬・ストコン岬を観光し、礼文島泊。
3日目 いよいよ私が一番楽しみにしていた礼文島桃岩展望台ハイキングです。花ガイドさんが一つ一つ丁寧に説明してくださり、私はせっせと写真に収めました。今の見頃は「トウゲブキ」の黄色、「ツリガネニンジン」の紫、「サラシナショウマ」の白といった涼やかな色合いでした。又、礼文島町花でもある美しいレブンウスユキソウ(別名:エーデルワイス)が見られ感激しました。礼文島の花の盛りはやはり初夏6ー7月だそうですが、現在はエビ茶色のススキも穂をもたげ、秋の気配漂う散策となり、昼食には今まで食べた中で一番美味しかった「生ウニ丼」を頂き、大満足な一日となりました。その後稚内空港より関空へと戻りました。
2泊3日のツアーでしたが、旅好きの方々と楽しくお話が弾み、夕食の席では係の方から、「もうそろそろ…」と促されるまで盛り上がってしまうこともありました。関空では旧知の友の様に「お元気で、またお会いしましょう。」と別れを惜しみ、それぞれの日常へと戻っていくこととなります。今回も一期一会の出会いに感謝し、沢山の笑顔と元気を頂き、私も帰宅の途につきました。さて、次はどこへ行こうかな?と旅雑誌をめくる昨今です。
【写真上から】チャーター機、フェリーより望む利尻島、エーデルワイス(中央の白花)、今までのウニの中で一番美味しかった生ウニ丼
アンケート結果(12名)
1.鯛めしを食べたことはありますか?ある5名 ない7名
2.郷土料理で好きなものは?だご汁、けんちん汁、瓦そば、薩摩汁、茶粥(団子入り)、茶粥、鯛茶漬け、鯛めし、岩国寿司、さぬきうどん、ふーちゃんぷる、鯖の糠味噌炊き
3.腹何分?腹8分2名、腹9分3名、満腹7名
4.彩盛り付けは?全員適
5.★いくつ?全員★★★
6.感想;鯛は食べ応えがあった。鯛めし美味しかった2名、初めて食べたが美味しかった2名、鯛が新鮮で美味しかった。忠実に再現されていた。芋たきはやさしい味。ほっとするあじで美味しかったなど。
鯛めし;ご飯150g、鯛70g、青紫蘇、ねぎ、ごま、海草、タレ
芋炊き;サトイモ、鶏もも肉、こんにゃく、ごぼう、人参、松山揚げ、干ししいたけ、ねぎ、いりこだし、うすくち
和え物;小松菜、人参、うすくち、ごま
果物:みかん1個