ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
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2017.02.03

第368回調理実習「湯豆腐と関東風桜餅」

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 平成29年2月3日の調理実習は「湯豆腐と関東風桜餅」4名参加でした。

今回は、矢野栄養士が自宅のお寺の行事、豆まきのため休みで、前川臨床検査技師に手伝ってもらいました。参加者も4名と少ないので献立を「大根とこんにゃくのみそ田楽」を「源平なます」に変更しました。


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今回は参加者が少ないので先に仕込みをしたので始めたのが10時10分でした。このグループも今年始めての料理教室でしたので1月の過ごし方をお聞きしました。「1週間に1回歩いた、他はあまり動いていない。牛乳は朝飲むと下痢するので夜にした、3月の秋吉台のマラソンに5km出場するのでこれからはそれに向けて練習する」「炬燵でじっとしていた」「正月3日間は運動しなかったが、後は毎日1時間歩いた。歩かなかったら足がピリピリする。」「犬を飼っているが自分の体があまり動かれないので、朝の4時半に散歩をお願いしている人に来て頂き、50分散歩に連れて行ってもらう。犬もよく知っており、その方がくるのを待っている。夕方は自分がつれていくがゆっくり少ししか歩かないので犬も承知してしぶしぶついてくる」と楽しい会話で始まりました。

木村栄養士から献立の説明がありました。今日のポイントは豆腐を美味しく食べる。そのためには豆腐は加熱しすぎない。70度くらい温める感じでいただく。だしの昆布はしっかり使う。もち麦ご飯のもち麦は1袋に水100ml使うのは多くないかなと不安になりがら入れましたが、丁度良く炊き上がりました。「牡蠣と青菜のバター醤油いため」はさきの柔らかい小松菜を使ったのでレシピはゆがくとなっていましたが、そのまま使いました。

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関東地方では、小麦粉等で作った生地をクレープのようにうすく焼いて作った皮であんこをクルンと包んだものを桜餅といいます。一方関西地方では道明寺粉を使って作った皮であんこを包み込んだお饅頭のような桜餅になっています。桜餅関東風は火加減とフライパンに流す分量が難しかったので人数分を25人分にして練習しながらつくりました。大小、、厚さ、薄さ、さまざまでしたが、終了近くはきれいなのが出来、参加者全員一回は焼きました。作り終えると12時過ぎに院長も加わって、いただきました。

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それぞの鍋にだし300ml、豆腐を入れ豆腐がゆらっときたら野菜をいれて豆腐の加熱しすぎないようにしました。豆腐を口にいれると柔らかく「始めてこんな口当たりの良い湯豆腐たべる」「桜餅が香りがよく、作るのが面白かった」「今日の料理は源平なますが一番美味しい、どうして?」源平なますは時間と人数の関係で手間隙かけておれず先に作っていたのですが、調味料にらっきょ酢を使ったのが良かったのだと思います。

食後コーヒーを飲みながら、「ご年配の知人が体調が悪くなり、入院してリハビリを受け、車椅子生活になったら家族が迎えにきてくれない。」「せめて2020年の東京オリンピックまではこのまま一人生活だが足腰を鍛え健康を維持したい!」と元気でいるよう、前向きに頑張りましょうと13時過ぎに終了しました。

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献立(湯豆腐513kcal)
もち麦ごはん;120g
湯豆腐;木綿豆腐150g、水菜、えのき、こんぶだし、生姜、こねぎ、ゆず、七味唐辛子
牡蠣とほうれん草のバターいため;牡蠣3個、ほうれん草、ばたー、こいくち
源平なます:だいこん、にんじん、ごま、ゆず
関東風桜餅;白玉粉、砂糖、薄力粉、食紅、こしあん、桜の葉塩漬け