ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2017.12.17

元気の出る糖尿病教室(H29年12月17日)「膝が痛くても、忙しくてもできる運動療法〜ズボラなあなたでも続けられる!〜」

DSC07910.JPGDSC07918.JPG月一回開催される糖尿病教室の6月と12月は通常とは異なり、食事や運動などのトピックスをテーマに開催しています。今回、平成29年12月17日(日)の糖尿病教室のトピックスは慶應大学、医学部スポーツ医学総合センターの健康運動指導士をしている堀澤 栞里先生に 「膝が痛くても、忙しくてもできる運動療法〜ズボラなあなたでも続けられる!〜」というタイトルで講演と体操の指導をしていただき、スタッフも含めて45名が参加されました。


今年の6月の糖尿病教室のトピックスは「ケーキバイキング」でお菓子を食べて、幸せな気持ちになったので、12月は運動の関する事にしたい思っていました。7月に山口県医師会の健康スポーツ医の講習会が山口市で開催され、慶応大学、医学部スポーツ医学総合センターの教授と健康運動指導士の講演と実技指導がありました。その時に講演と実際に体操を指導された堀澤 栞里(しおり)先生の指導が楽しく行う事が出来、患者さんの指導もされているとの事なので、講演のあとにお話をして、今回の糖尿病教室で講演と実技指導をお願いしました。

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事前に何度かメールでやりとりして、交通手段、講演のタイトルや内容について決めて行きました。まず講演のタイトルはあまり堅苦しくなく、腰や膝に問題があったり、忙しくてなかなか時間が取れないような人でも誰でも出来、長続きできるようなコツがわかるようにお願いし、今回のような「膝が痛くても、忙しくてもできる運動療法〜ズボラなあなたでも続けられる!〜」というタイトルとなりました。
前日、羽田から岩国飛行機で午後6時40分に到着する事になり、空港まで迎えに行き、午後7時半過ぎに柳井に着いて寿司屋「寿し勝(すしかつ)」で夕食をとる事にしました。堀澤さんはお酒も好きだという事で、山口と言えば今「獺祭(だっさい)」のブランドが有名なので、それをいただきました。私の方は車で来ているので、ノンアルコールビールで我慢。明日の予定や講演について、仕事の事、山口県には2年前に糖尿病学会で下関に来た事、日頃の生活について話しをしながら、おいしいにぎり寿司をいただきました。午後9時過ぎにお開きとなり、ホテルにチェックインしました。

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12月17日(日)は日曜診療と糖尿病教室があり、通常は午前10時まで診療し、10時から糖尿病教室、11時からまた昼まで診療をしています。今回は糖尿病教室の後の診療はなしにし、スタッフと堀澤さんと、弁当を食べながら、情報交換や交流することにしました。午前10時には患者さんが33名と予想よりも多くの方が参加されました。最初の30分は身体活動には日常活動と運動があり、日常活動でもエネルギーは消費されるので、テレビのリモコンを手の届く範囲から離れた所に置いたりして、少しでも体を動かす事を心がける事が重要である事。運動には有酸素運動、レジスタンス運動(筋トレ)、ストレッチ体操の3種類のある事、各々の意義について説明がありました。実際に膝の痛かった女性がスクワットや筋トレをして、膝の痛みが軽減し、可動性も改善した例の提示があり、無理せずやれば出来るようになること教えていただきました。

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講演の後は音楽をかけながら、実際に体を動かしてみました。まずは色んな部位の体をさすり、少しずつストレッチをし、脳トレも加えて、右手と左手、足と違った動作をして、笑いが起きながら楽しく体を動かして行きました。スタッフも後ろでいっしょに体を動かして、運動の効果を実感していました。最後には多くの参加者から質問があり、関心の高さを実感しました。検査から診察までの待ち時間の間に、待合室や多目的室で、集団や個人的に具体的な指導を受けるのは、単に痩せましょうや運動をしましょうというよりは患者さんは実行がしやすいのではと思いました。健康運動指導士の重要さが分かりました。

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教室の後は堀澤さんとスタッフが一緒に弁当を食べながら、自己紹介、色んな質問をしながら、日頃のまかないとは違ったテーマで話しをしました。神奈川県横浜市出身で、現在は逗子に住み、鎌倉にも近い事から、ごくごくプライベートなことや鎌倉の観光スポット、ワンホール1万円するチーズケーキの店をたずねたり、慶応大学の職場のこと、日頃の仕事での出来事など色んな質問が出て、気安く答えていただき、楽しい交流となりました。糖尿病学会にも参加されており、また来年5月の糖尿病学会の会場で再会出来る事を話しをして、最後に集合写真を撮り、岩国空港に向かいました。昨日から短時間でしたが、多くの話しを聴くことが出来、充実した時間を過ごす事が出来ました。
6月はケーキバイキングで幸せになり、今回は若い運動指導士、堀澤さんのピチピチ光線を浴びて、心も体も5歳くらい若返ったのではないかと思います。また来年も何か面白い企画を考えて、糖尿病教室のトピックスを開催したいと思います。