ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2018.02.18

カンバセーション・マップ

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平成30218日(日)は午前中が月1回の日曜診療の日、午前10時からは糖尿病教室が1時間あります。今回午前の診療が終わって、山口県宇部市にある山口大学医学部付属病院の浅江文枝 看護師にお願いして、カンバセーション・マップの説明と体験をしました。スタッフ12名が参加しました。


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カンバセーション.マップは患者参加型の教育ツールで以前より興味がありました。しかしマップを入手するにはマップを進行するためのファシリテーターとなり、講習を受ける必要があり、実物を見た事がありませんでした。そこでファシリテーターの資格を持ち、マップを持っている浅江さんにお願いして、宇部から柳井に来ていただき、実際にマップを見せてもらい、使用方法、ファシリテーターになるための方法などの話しを聴き、実際に体験をしてみる事にしました。

 

午前の診療が午後0時過ぎに終わり、浅江さんも午前11時半頃にクリニックに到着されました。弁当を一緒に食べながら、自己紹介や浅江さんの紹介をして行きました。食後はショートケーキをジャンケンで勝った順に好きな物を選び、コーヒーといっしょにデザートにしました。

 

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一息ついた所で、浅江さんからあらかじめいただいていた資料を配布し、カンバセーション・マップの説明を、スライドを使いながら受け、実際運用してみての体験談、注意点、ファシリテーターの進行が重要である事などの話しを聴きました。その後にスタッフからの運用についての質問がありました。その後は実際に体験してみる事にして、スタッフ56名が一組となり、糖尿病患者やその家族になったつもりで演じてマップを囲み、浅江さんの進行のもと、投げかけられた質問に発言し、どのように考えるかをお互いが意見を出しあい進めて行きました。30分経過した所で次の組と交代して、マップの続きをしていきました。

 

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今回は良い区切りの所で終了とし、テーブルを囲んで今日の感想を述べ合いました。いつもと違った勉強の進行形式で、ただ知識や情報の一方的に受け取るのではなく、積極的に自分から考えながら勉強して行くので、おおきな刺激をうけることができました。時間もあっという間に過ぎ、午後4時前となり、集合写真を撮って、今日の研修は終了となりました。今後の診療に生かして行けるようにして行ければと思います。

 

浅江さんには遠くから柳井まで来ていただき、いろんなことを学ぶ事が出来ました。ありがとうございました。



一言感想

田坂;ファシリテーターの講習に行ってみたいと思っているが、難しそうだ。時間がかかりそう。

鹿島;今日で就職して3日目で、まだ分からない事が多いが、勉強して行きたい。

武永;実際にやってみると、患者だけでなく、自分自身も勉強になった。

星川;実際に初めて体験して、患者の勉強になった。ファシリテーターになりたいと思った。

矢野;楽しい教材で、カード式なので、グループワークがやりやすかった。目標が患者自身で確認出来る。

前川;今リブレを装着しており、自分の血糖が高いのを見ると、他の人と話しが出来て患者の心理的な気持ちがわかった。

守冨;初めて患者の立場になれた気持ちになった。これまで指導して来て、空回りしていたことがわかった。

渡辺;勉強するのが新鮮だった。自分から取り組みをして良かった。

中本;マップとカードがあり、それについて話し合うので、話しやすかった。

世木;就職して10年が経つが、今日勉強をして、知らない事が多くある事に気がついた。

大久保;今日初めてカンバセーション・マップをして刺激になった。

大久保;スタッフの患者になって参加したロールプレイの名演技に驚いた。

浅江さん;カンバセーション・マップで、日頃と違う事をいろいろと問いかけて、自分自身が学ぶ事が多かった。自分も勉強の必要性を実感した。患者の気持ちを聴く事が良かった。今日、皆さんがまじめで感心した。自分もがんばりたい。