ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2018.02.25

東京マラソン2018

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平成30年2月25日(日)に開催された東京マラソンに参加しました。第1回(2007年2月18日)の東京マラソンに参加して以来、抽選にはずれ続けて、あまり期待はしていませんでしたが、11年ぶりに当たりました。

第1回の東京マラソンは平成19年2月に開催され、当時はまだマラソンブームや各地での大きな都市名のついた冠マラソンは少なく、倍率も3倍程度でした。寒く雨も降り、冷たい中をスタートブロックで待ち、足の裏が氷の草履を履いたようになったこと、マラソンの実行委員会も初めてで何かと手間取ったり、エイドステーションで食べ物がほとんどなかったりしたことが記憶に残っています。その後は改善されてきたようです。コースも当初より変更になっていました。
2月24日(土)

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午前中診療をして、岩国空港、午後2時20分発の飛行機に乗り、羽田、モノレール、浜松町、新橋、ゆりかもめと乗り継ぎ、ゼッケン引き替えの東京ビッグサイトに午後5時到着。手続きをして、ゼッケンやTシャツ(写真左;2007年、写真右;2018年)をもらい、腕にはリストバンドをつけて、新宿にあるホテル(スーパーホテル新宿歌舞伎町)に午後8時過ぎチェックインしました。居酒屋で食事をして、ホテルに帰り、明日の準備、入浴をして就寝したのは午前0時を過ぎていました。
2月25日(日)

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午前5時半起床。今日の天気予報は曇で最高気温6度とあり、スタートまでの待ち時間とスタート後の寒さ対策が重要でした。今回は家族が応援に一緒に来て、昨年ホノルルマラソンに参加した甥も現地集合で応援の予定でした。応援場所は1.5キロ、12キロ、26キロ、32キロ地点の予定。そこで待ち時間から1.5キロまではイヤカバー、ネックカバー、手袋を2重にし、ノンスリーブのウインドブレーカー、長袖のウンドプレーカーを重ね着をして、さらにその上に使い捨てのレインコートを来て、ウオームアップも兼ねる事にしました。

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ホテルの人によると都庁まで30分程度かかると聞き、ホテルを午前7時に出発、歩いて行く事にしました。新宿駅当たりになるとぞろぞろといかにも東京マラソンに参加するような人の集団が都庁に向かっていました。交差点ごとに係員が立って各ブロックごとの方向を示していました。手荷物検査と検知器を通り抜けますが、そんなにザックの中身を詳しく調べる訳ではなく、ペットボトルの持ち込みは禁止されていましたが、持って入ろうと思えば出来なくはない状態でした。もしかしたら、あらかじめブロック分けの時にYOUやあやしい人物は詳しく調べるために固めていたのではと疑いもしました。所定のビニール袋にザックを入れ、指示されたトラック番号のところに荷物を預けあとはスタート待つだけ。ペットボトルは家族に預け、1.5キロ地点でもらう事にしていました。

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午前9時10分マラソンスタート。Gブロックからのスタートで、スターラインを超えるのに10分程度かかりました。もっと時間がかかるのかと思っていましたが、予想よりも早くスタートしました。マラソンの制限時間は7時間なので、42キロを7時間、時速6キロ、キロ10分のペースでよいですが、スタートラインを越えるまでの時間やトイレの時間を考量すると、キロ9分、42キロx9分=378分=6時間18分程度の平均ペースを目標としました。脈拍がわかる腕時計をして、100を越えない程度のペースを心がける事にしました。
最初の5キロは緩やかな下り坂で、キロ7分台と予定よりは早いペースでした。1.5キロ地点でTDJの旗を持って応援している家族を見つけ、ネックウオーマー、イヤカバー、2重にした外の手袋、レインコートを渡し、500mlのペットボトルを受け取り、下って行きました。木村栄養士より5キロまではトイレが混むのでその先がいいとアドバイスをうけていたので、6キロ地点過ぎでトイレに行きました。トイレには和式もありますが、洋式もあり、簡易水洗でホノルルのようにそのままポッチャンと溜め込む座るトイレではなかったので清潔感がありました。

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12キロ地点で家族応援があり、長袖のウインドブレーカーを脱いで渡し、先へ進み15キロ当たりからはキロ8分程度、ハーフが3時間(180分/21キロ=キロ9分弱)、後半のハーフに4時間(240分/21キロ=キロ12分弱)の貯金が出来ました。ハーフを過ぎると給食がでるので、手持ちはゼリー1個のみにしました。しかしほとんど給食はなく、ミカンが半分程度しかありませんでした。お腹もすいて来て、何も食べる物がなく、26キロ地点の家族の応援でカレー用のナンがあったので、それをもらって食べながらの走りとなりました。少し元気が出て来て、30キロ地点でゼリーを摂取、32キロの家族の応援で大福を買ってもらったのをもらい食べ、エネルギーの補給は回復しました。後は足の痛みがあるのを考えないようにして、とにかく足を前に出して行く事にしました。
途中でTDJのメンバーとすれ違い、声を掛け合い、ゴール手前でも応援を受けて、トイレには3回行き、グロスで6時間36分、ネットで6時間26分でゴールする事が出来ました。タオルやメダルを受け取り、家族と待ち合わせ場所の日比谷公園で出会い、午後8時5分発の羽田空港から岩国空港にむかい、予定より20分出発が遅れ、柳井には午後12時を過ぎていました。
寒さ対策は万全でしたが、エネルギー補給には問題がありました。なんとか制限時間を歩かず完走する事が出来ました。