一生に一度くらいは日本一高い山「富士山」に登ってみたいとは思っていました。しかし「富士山は見る山で登る山ではない」、「ゴミ清掃登山をし た」とかの話を聞くと、余り積極的に登ってみたいという気持ちはありませんでした。しかし昨年当院のスタッフ2名が富士山に登り、HPに掲載した記事を読 んで、登ってみたくなり、今年の新年会で今年達成したい目標の一つに「8月に富士山登頂」としました。
そこへむけての準備を報告します。平成30年7月1日(日)広島県の白木山(標高889.3m)に登りました。
クリニックに登山部(世話人;渡辺事務員、前川臨床検査技師)が結成され、第1回の活動として、平成30年7月1日(日)広島県の白木山に登山が企画されました。今回、参加する事にしました。クリニックから4名が参加しました。前日まで雨が降りどうなるかと思っていましたが、朝起きてみると晴天でした。登山道の状態がどんな状態かわかりませんが、登山は出来そうです。
午前5時20分クリニックに集合なので、午前4時起床、テレビをつけるとワールドカップ決勝トナーメントが始まり、ポルトガル対ウルグアイ戦をやっており、見ながら準備をしているとついつい遅くなってきました。結果はウルグアイが2対1で勝利しました。最初は5名の予定でしたが、都合が悪くなり1名は行けなくなり、4名がクリニックに集合。1キロの離れた所にある、柳井港駅からJRに乗るため、歩いて向かいました。午前5時56分発の電車に乗り、岩国駅で乗り換え、広島駅で乗り換えの間に昼ご飯をコンビニで買っておきました。芸備線に乗り換え、予定通り白木山駅に午前8時40分過ぎに到着。
今回トレーニングも兼ねて、ザックに2Lの水のペットボトルを入れて、総重量は9キロ位になりました。近くの市民農園のトイレで用を足して、午前9時登山口をスタート。急な上りが続き、一気に汗が出てきて、Tシャツはびっしょり濡れてしまいました。途中何度か休憩をして、蒸し暑く、水分の摂取が増加してきました。階段の上りや岩場の上りが続き、これまでの雨で足元の状態も悪くスクワットの練習のようでした。
午前11時20分白木山山頂に到着。晴天だと四国の石鎚山も見えるようですが、遠くはかすんで見えませんでした。しかし近くは360度麓の町を見渡すことが出来ました。景色を眺めながら、心地よい風が吹いて疲れを癒してくれ、昼御飯を食べて一息着くことが出来ました。頂上は広場になっていて、20数名の人がおり、ちょうど昼時で食事をしていました。
午後0時10分頂上をスタートし登った道とは別のルートで下山しました。緩やかなアップダウンのある稜線を通っていきます。上りに比べると断然楽に歩くことが出来ました。稜線を過ぎると下りが始まり、木陰ですが、落ち葉が堆積し、昨日までの雨で滑りやすかったり、坂が急だったり、岩があったりと、太ももの前側の筋肉に負荷が、下り坂なのに汗びっしょりになってしまいました。山頂を出発して3時間、午後3時10分に上深川駅に到着。午後3時23分発の電車に乗り、来た順路を逆に、広島を経由し、柳井港駅に午後5時46分に到着。無事にクリニックまで戻り、午後6時解散となりました。雨も降らず、晴れて、暑いくらいの天候で久し振りの登山にしんどかったですが、よい訓練になりました。