平成30年9月3日(月)の調理実習は「豚肉の香り揚げ」を作りました。直前のキャンセルもあり、参加者は3名でした。
10時に参加者の皆様が集まり、調理実習がはじまりました。担当の栄養士から、運動をしているかの質問では、「息子と歩いている。」「全くしていない」など、それぞれです。木村栄養士から、先月行われた北海道マラソンの報告がありました。小樽から来た、録音機能のついたキティちゃんが代わりに喋りました。「北海道マラソンの結果を聞いてね」と可愛らしい声で喋ります。結果は年代別1位、詳細は近日公開のホームページでチェックしてみてください。
10時15分から献立の説明があり、その後調理が始まりました。
「豚肉の香り揚げ」は、揚げないフライの手順で、まずはパン粉をから煎りし、きつね色になるまでいためておく。今回は生姜焼き用の豚肉を使いました。手順はいつもと同じで、豚肉の上にしそを置き、1種には生姜を、もう一種にはボイルしたピーマンを巻きました。その周りに小麦粉、卵液、パン粉の順につけて、210度に熱したオーブンで15分焼き、ひっくり返してさらに10分焼く。ソースは、ケチャップとウスターソースを混ぜ合わせる。
「卵豆腐」は、卵液と出し汁を合わせて、醤油で調味する。水で濡らした流し缶に入れ、蒸気の上がった蒸し器で今回は9分蒸しました。竹串を刺してまだ中のほうは火が通っていなかったので、余熱で20分放置すると、すがたっていない、滑らかな卵豆腐が出来上がりました。
「夏野菜の酢の物」は、大根は短冊きりに、キュウリは斜めきりにし、塩をしておく。ミョウガは軸をとって半分に切り、千切りにする。野菜の水気を切って、酢、塩、胡椒をして盛り付ける。酢が苦手な方は、ここにもだし汁を少量入れることで、味がまろやかになります。
「澄まし汁」は、出し汁を沸騰させてしめじを加えて、塩湯でしたモロヘイヤを加える。今の時期のモロヘイヤは少し固いので、いったんゆでてから澄まし汁に入れました。その後水で戻した花麩を加え、醤油で調味する。モロヘイヤは栄養価も高く、精のつく食べ物で、エジプトでは「王様の食べ物」とよばれていたようで、夏バテには効果的です。
「デザート」はスイカで、3cm角に切って、ガラスの器に盛り、クリニックにあるもみじを上に飾る。
3名と少なくはありましたが12時前に出来上がり、食べ始めました。
秋刀魚の塩焼きが美味しい時期、という話になり、それぞれの家庭での食べ方を聞きました。瀬戸内は新鮮な魚が取れるので、内臓はそのままで焼いて食べるお宅が多いようです。刺身用の秋刀魚もこの辺りでは手に入るとの話も出ました。秋刀魚の刺身、美味しそうです。
食べ終わって後片づけをし、また次11月にお会いする事を約束し、13時前に解散しました。