平成30年9月28日(金)の調理実習は「郷土料理」を作りました。参加者は直前のキャンセルもあり、4名でした。
10時前に参加者の方が集まり、調理実習が始まりました。
今回、大畠中学校の生徒が職場体験に来ていたので、調理実習にも参加してもらいました。一人ずつ自己紹介をし、その後献立の説明がありました。
タイトルにあるように、郷土料理を作ります。2種類は福岡県の郷土料理、2種類は山口県の郷土料理になっています。
10時半から調理を開始しました。
まずは「魚のぬか炊き(じんだ煮)」からです。魚はいわしを使います。下処理をしたいわしに塩をふり、軽く洗う。ボウルに酒、みりん、ラカント、ぬか床、刻んださんしょうの実を入れていわしを漬ける。クッキングシートを敷き、その上にいわしを並べ、200度に温めたオーブンで15分焼く。付け合せはパプリカで、パプリカをグリルで真っ黒になるまで焼きます。皮をむいて食べやすい大きさに切り、ぬか炊きの横にクリニックのもみじを添える。少し前まで青もみじだったのですが、今の時期は少し赤く色づいていました。
次に「がめ煮」です。「がめ煮」は九州地方以外では「筑前煮」と呼ばれます。鶏もも肉を一口大に切り、しょうゆ、みりんにつけておく。れんこん、ごぼうはゆでておく。鍋にごま油を熱し、ちぎったこんにゃくをいため、鶏もも肉を加える。色が変わったられんこん、ごぼう、にんじん、ゆでたけのこ、戻した干ししいたけを加えて炒め、だし汁を加えて柔らかくなるまで煮る。器に盛って、ゆでた絹さやを飾る。
この2種類は福岡の郷土料理になっています。
ここから、山口県の郷土料理です。
「チシャなます」は、サニーレタスを洗って食べやすい大きさにちぎる。わかめは水で戻し、ゆでておく。ボウルにみそ、米酢、砂糖、からしをあわせ、サニーレタスとわかめ、しらす干しを和える。
「いとこ煮」は、茹で小豆をパルスイートで煮ておく。紅白の白玉団子は作ってゆでておく。だし汁に戻したしいたけを入れて煮る。
器に茹で小豆、だし汁としいたけ、白玉団子、かまぼこを入れて盛り付ける。
デザートは「ほうじ茶ゼリー」で、鍋にほうじ茶をわかし、ラカントとゼラチンを入れて溶かし、容器に流しいれる。冷蔵庫で冷やし固める。固まったら皿にうつしてチェリーを飾る。
出来上がり、12時少し前に食べ始めました。食べながら、パチンコの話になりました。最近はカードで管理をすることや、そこで人間関係が築けることなど、新しい話が聞けて新鮮でした。
食べ終わって後片付けをし、集合写真をとって、また次11月にお会いすることを約束し、解散しました。