その後、献立の説明がありました。主食は発芽玄米ご飯で、白米と発芽玄米を１：１で炊きますが、発芽玄米を入れることで、ビタミンB1や食物繊維が、たっぷりと取れるという話には皆さん聞き入っておられました。

10時半過ぎから、調理が始まりました。

まずは全員で棒ぎょうざを包んでもらいました。１人5個包んでもらうのですが、皆さん黙々と包んでいました。５個包み終わったら担当に分かれます。

包み終わったぎょうざを焼く担当の方は、責任重大です。焦がさないよう、しかしパリパリに仕上げるので、フライパンとひたすら向き合います。餃子を焼くにはコツと根気がいります。立ちっぱなしのためなかなか体力を使うようで、焼き終わった頃は少しお疲れ気味のようでしたが、日頃から当院の体操教室に来られているためか、膝が痛いと言われることはありませんでした。素晴らしいですね。

「大根と水菜のサラダ」は、材料を3cm長さに切る。大根はスライサーで切って塩を少々しておきます。ドレッシングは、だし汁と梅肉、穀物酢とみりんを合わせたドレッシングで、油を使わないドレッシングになります。

12時過ぎに出来上がり、食べ始めました。参加者の方が「白折」というお茶を持ってきてくださったので、それをいただきました。

食べながら、昨年１年間の話になりました。「大阪の逃亡犯の自転車を見かけたり、橋に船が衝突して断水もあって大変だった。」「骨折して入院していた時、病室を代わったことがあったが、大島で１週間行方不明だった子が同じ病棟に入院していたみたい」「尾畠さん、東京から大分まで歩いているそうだが、この辺りは通るかしら」など、いろんな話で盛り上がりました。

食べ終わって後片付けをし、また次3月にお会いすることを約束し、13時過ぎに解散しました。その後参加者の皆さんは、話し足りなかったのか全員でお茶を飲みに行かれていました。