平成26年3月より月2回程度昼の「まかない」を始めました。NHKの「サラメシ」という番組を真似て、「クリメシ」と名付けました。 平成31年2月14日（木）のまかないは「栄養充足ヘルシー弁当」で、11名が参加しました。3分間スピーチは星川臨床検査技師。
今回の献立は、平成26年の調理実習でおこなった、「栄養充足ヘルシー弁当」を作りました。栄養士が諸事情で来れず、大久保事務員、田坂看護師、前川臨床検査技師に手伝ってもらいました。
12時過ぎに院長、スタッフが上がってきて、いただきました。道路を横断していた大きい鳥の話も出ました。同じ鳥かはわかりませんが、最近クリニックのあたりを、車が横を通るのもお構いなしの余裕顔で横断しているようです。クリニックがホノルルマラソンで休日になる土曜日、午前の仕事を終えると私は新幹線に飛び乗りました。目指すは金沢、以前から行きたかった旅です。今回は3泊4日で、白川郷・五箇山・飛騨高山へも足を延ばす事にしました。
白川郷・五箇山・飛騨高山へは金沢駅から高速バスの1日コースを利用しました。折しも寒波が到来、思いがけず雪景色の中での観光となりました。本当に寒かったですが、絵葉書の中の世界に迷い込んだようでラッキーでした。あっという間に10?位雪が積もり、非常に重い雪質なので、これが3m位積もると聞くとここに住むのはかなり厳しいな、と感じました。昼食は名物の棒葉みそ焼きを頂き、ステキなカフェで白川郷の雪景色を見ながら美味しいコーヒーを飲んでまったりと過ごしました。
金沢駅は昼も夜も駅自体が美しく、スタイリッシュな現代建築と日本の伝統が融合された駅で、世界で最も美しい駅の一つと言われています。金沢観光はバスの1日フリー乗車券（500円）がお得で、便利です。「兼六園下」で下車すれば、兼六園・金沢城公園・21世紀美術館は近接しており、歩いて回れる観光スポットです。兼六園では雪吊りが見られ、雪対策にも美意識が感じられました。雪吊りを観察すると、木の真ん中に1本高い棒を立て、そこを頂点とし、ロープを各枝に張り美しい円錐形を形成しているようでした。1年中それでもいいかな、と思うほどの完成度の高さでした。又、兼六園内の時雨亭でお抹茶と生菓子「冬桜」をいただき美しい庭園を静かに堪能出来ました。
次にバスでひがし茶屋街に移動し、「カタニ」という金箔工芸の店で、金箔貼り体験をし、コンパクトミラーを作りました。本当は予約制でしたが、たまたま空きがあり、体験させて頂きました。シールを自分の絵心で配置し、のりを付け金箔を貼ります。金箔は本当に薄く息を吹きかけただけでもふぁっとクシャっとなってしまい、お店の人の手を借り30分位で完成です。（製作品が大きいともっとかかります）その後趣ある街並みを歩き、買い物も楽しみました。中でも目を引いたのが「金箔フェイスパック」です。6千円位の値段がついており、「これは何枚入りですか？」とお店の人に尋ねると「1枚です。いざという勝負の時にお使い下さい。」との事でした。
3泊目は兼六園そばの「ホテル山楽」に泊まりました。大正レトロなホテルで館内はステンドグラスや美術品が置かれ、室内の備品も九谷焼や漆器の菓子器が使われており、金沢の工芸品の素晴らしさを味わえました。夕食は旬の蟹会席をいただき、大満足な旅の締めくくりとなりました。加えて、ホテルスタッフのホスピタリティの高さにも感心の念を禁じ得ませんでした。これは日常の自分の仕事に対しても大いに参考になります。
今回の旅は素敵な景色や工芸品を楽しみ、美味しいものを沢山食べ、元気をチャージ！疲れた私には旅が一番の処方箋のようです。電話当番をしてくださっている奥様に感謝し、ホノルルマラソンを頑張っている仲間たちにエールを送りつつ帰途につきました。
あ、忘れ物がありました。寒すぎて食べれなかった金箔つきのソフトクリームと金箔フェイスパックです。また、忘れ物を取りに金沢へ行く日も訪れそうです。
献立 6.67単位（534kcal）
ご飯 精白米
たらの洋風蒸し たら、玉ねぎ、トマト、ピーマン、白ワイン、オリーブオイル
えのきとねぎの牛肉巻き 牛肉、えのき、ねぎ、こいくちしょうゆ、オイスターソース、砂糖
青海苔と桜海老のたまごまき 卵、青海苔、桜海老、めんつゆ
おからサラダ おから、きゅうり、とうもろこし缶詰、酢、めんつゆ
パプリカ焼き浸し パプリカ（赤、黄）、ポン酢
きゅうりの梅和え きゅうり、梅びしお
果物 オレンジ
