平成31年4月8日(月)の調理実習は「かぶら蒸し」を作りました。参加者は6名でした。
10時に参加者の方が集まり、調理実習が始まりました。メインのかぶら蒸しの献立は、当院のレシピ本VOL2の発売を記念して、おさらいがてらVOL1のものを使いました。レシピ本には、スナップ写真として調理しているときの写真を毎回入れています。「皆さんレシピ本に登場していますよ」というと、「サインの練習しておかなくては!」と言われていました。グループによって個性が違いますが、このグループは特に笑いが絶えません。
まずは「かぶら蒸し」を作りました。本来「かぶら蒸し」はかぶを使うのですが、時期的に用意できなかったので、代わりに大根をおろして使いました。夏場の大根だと辛味が強く、あまりよい具合にはできないかもしれませんが、今の時期の大根では美味しくいただけます。
ゆずは柳井の店頭には並んでいなかったので、インターネットで生のゆずを購入しました。高知県産のゆずがなんとか間に合ったので、生のゆずを松葉に切って「かぶら蒸し」の上に飾りました。担当の方は松葉ゆず、とってもきれいに切っておられたので、みんなで集合して腕前に見とれていました。
「煮物」は今回は新ごぼうを使いました。下茹でせずにそのままれんこん、にんじん、しいたけ、こんにゃくと一緒に煮て、醤油とラカントで味をつけました。新ごぼうで固くなく、ごぼうの風味もしっかり残っていました。
「黄身酢和え」は、「かぶら蒸し」で余った卵黄を使います。卵黄、酢、みりん、砂糖、食塩で黄身酢を作り、湯せんの要領で火を通します。「酢味噌和えもいいけど、こういった変わった和え物もいいですね」と、皆さんに好評です。「帰って主人に作ります」と、ご主人思いの方がおられ、ほっこりした気分になりました。
12時前にできあがり、食べ始めました。果物の飾り切りのときに、「”あかり”という喫茶店のマスターが昔こうやって苺を飾り切りしていた」という話が出て、しばらくマスターの話で盛り上がりました。
食べ終わって後片付けをし、次回の調理実習の案内と、6月の糖尿病教室、7月のアロハの調理実習の案内をして、ジョークが飛び交いつつ、また次6月にお会いすることを約束し、13時前に解散しました。