令和元年9月20日(金)の調理実習は「タンドリーチキン」を作りました。参加者は6名でした。
10時に参加者の方が集まり、調理実習がはじまりました。まずはみなさんに今年の夏に、夏バテをしたか聞きました。「バテバテでした」「今年の夏はきつかった」「外で歩けないので、室内で卓球をしていた」と、いろんな過ごし方が聞かれました。
その後、木村栄養士から北海道マラソンの報告がありました。ちょうど調理実習の前日に、年代別1位の賞状とメダルが届いたそうで、ご披露してもらいました。
その後、献立の説明があり、それぞれ担当に分かれて調理を開始しました。
まずは”タンドリーチキン”からです。カレー粉、ヨーグルト、ケチャップ、にんにくを合わせて漬け汁を作り、切った鶏もも肉を30分つけておく。天板にクッキングシートを敷いて鶏肉を並べ、オーブンで230度で10分焼き、油を塗って再度250度で3分焼きました。だんだんとコツがつかめてきて、じっくり焼いてしまうより、高温で焼き上げたほうがかりっと仕上がることが判りました。
“つけあわせ”はレタスと人参グラッセ、それと今回は穂紫蘇としその葉をたっぷりもってきてくださったので、穂紫蘇に小麦粉をまぶし、しその葉には天ぷら粉をまぶしてから揚げました。今しか食べられない味で、揚げているときからいい香りがしていました。
“アスパラガスのサラダ”は、アスパラは茹でて、水菜、ミニトマト、手作りドレッシングとあえて器に盛ります。今回はドレッシングを担当の方がしっかり乳化してくれていました。「これが本当のドレッシングです」と、全員に味見をしてもらいました。
“サケのコンソメスープ”は、サケを食べやすい大きさに切って塩をし、あらかじめゆでておきます。にんじん、玉ねぎ、しめじをいためてから水を加え、コンソメを入れて柔らかくなるまで煮て、器に盛ってサケとせん切りにしたしそを上に乗せる。
“果物”はゴールドキウイと、ぶどうを1人3粒にしました。ぶどうは手分けをして飾り切りにしていきました。
“発芽玄米ごはん”は、発芽玄米と精白米を一緒にたきます。今回は2つを型に抜き、1つは俵おむすびにして、2つだけに黒ごまとゆかりをかけました。
盛り付けやあしらいをこだわり、12時前にできあがりました。食べながらお花の話しや、ドレッシングが上手にできている話などをしていると、「みんな食レポが上手!」と言われ、笑いが起きました。
本来は次回がお抹茶を出すのですが、抹茶茶碗とお菓子など一式持ってきてくださった方がおられ、せっかくなのでお抹茶をお出しすることにしました。食後にお抹茶とお菓子をいただきながら、いろんな花の話や区別のしかた(さつきとつつじの違い、ムクゲとフヨウの違いなど)で盛り上がりました。
その後コーヒーを飲み、次回の案内とお抹茶、お茶菓子を「ひがしや」さんで頼むことなどを話し、後片付けをして、また次11月にお会いすることを約束し、13時すぎに解散しました。