今回のまかないは、過去の調理実習の献立の”棒餃子”を棒ではなく普通に包んで作りました。餃子がたくさんできたことと、食後にデザートがあったこともあり、今回はご飯を用意しませんでした。
「餃子」は、白菜とニラを柔らかくなるまでゆでて粗みじん切りにし、しょうがはみじん切りにしておきます。豚ひき肉に調味料と野菜を混ぜ合わせ、餃子の皮で包んでフライパンで焼きました。
みなさんは心霊現象に興味はありますか?私も得意なほうではありませんが、見た者には幸運が訪れるという「座敷わらし」さんにお会いしたくて、お騒がせ俳優、原田龍二さんが日本各地の「座敷わらし」が出ると言われる場所に泊まりこんで調査する番組を見ては、いつか泊まりに行きたいと願っていました。が、ついにその日がやってきたのです。昨年11月に、知り合いのMさんからスマホで撮影した動画を見せられた私はもうくぎ付け!!その画面にはおびただしい数のオーブが映っていて、すぐさま私「どこで見たの?」、Mさん「原田龍二も泊まった宿よ」、私「じゃあ、わらしちゃんが出るの?」、Mさん「興味あるの?」、私「今一番会いたい人」。そんな会話の後に宿の場所を教えていただき、家に帰ってから予約をしようと試みるもどの日も満室で、3ヶ月先の今年の2月の予約がやっととれました。ところが12月になって同行者の都合が悪くなり、2月→3月に変更したのです。しかし、年明けてのコロナ騒ぎがあり、ギリギリまで望みをかけていたけど、全国的な外出自粛に再びキャンセルをし、とりあえずそこからまた3ヶ月先の6月に予約しておきました。
さて6月になり外出自粛も解除され、念願の日がやってきました。まずは観光です。初めて出雲大社に行きましたが、自粛明け早々だからか、お土産店は開いているところが少なく、朝からの悪天候も重なって観光客もまばらです。昨年も訪れた娘が「ここでお祈りするのに30分行列を待った」という出雲大社のパワースポット、素鵞社(そがのやしろ)にも誰もいなくて、すんなりと参拝できました。 その後、バケツをひっくり返したような大雨で、お土産店に入るのも申し訳ないくらいにびしょ濡れになった私たちは、早々に宿にチェックインしました。
さてその宿は客室が6室、川のほとりに佇むように建っているちょっとレトロな雰囲気の温泉宿です。今回は「縁結び会席(女将のタロット占いつき)プラン」を予約していたのですが、お料理はどれも丁寧に盛り付けられ、そしてどれもとてもおいしくいただき、中でも、お酒の飲めない私たちに若女将が勧めてくださった自家製のジンジャーエールの味は格別でした。それから食後に1人ずつタロットを占っていただきました。ズバッと物言われる女将に少したじろぎながら、でも図星なところに納得し、最後にはやさしくアドバイスをいただきました。
ここ数ヶ月は新規の予約は受け入れていらっしゃいませんでしたが、早くから予約を入れていた私たちは希望の部屋に泊まることができました。それは「わらしちゃん」が出るという、原田龍二さんも泊まったお部屋で、他とは少し離れた場所にあり、とても静かに過ごすことができました。温泉に入った後、部屋に戻り、室内の電気を消し、Mさんから教わった方法で動画を撮影するとビックリ!!オーブが何度も画面を横切るではありませんか。オーブは科学的には、空気中の水蒸気や埃などの浮遊物がカメラのフラッシュの反射により写りこんだものらしいのですが、あの素早い動きはそこにいらっしゃる何かの霊魂が動いていると思わずにはいられません。興奮しながら夜中まで何度か撮影を試みて、オーブや謎の光を見る事はできましたが、残念ながら「わらしちゃん」にお目にかかる事はなく、いつの間にか眠ってしまいました。2日目、普段の倍の量の朝ごはんでしたがとてもおいしくいただいて、宿を後にし、宍道湖の周りをドライブしました。反対側の松江市に向かい、紙の上にお賽銭を乗せ、水に浮かべて願掛けができるという八重垣神社に行きました(一番上の右の写真)。そこの鏡の池の前に立った私は、言葉では言い表せない神秘的なパワーに包まれ、思わず息を呑んでしまいました。それから、以前に勤めていた大川さんが行かれた玉作湯神社で願い石をいただき、止まない大雨に松江城見学はあきらめ、昼食も取らずに島根をあとにしました。夕方柳井に着いてから、ガソリンスタンドのスロットゲームで「777」が当たり、娘と顔を見合わせて驚きました。いつもよりお得に満タンにする事ができましたが、三社のうちのどの神社のご利益があったのか?はたまた「わらしちゃん」効果なのでしょうか?そして今も私は家に1人でいると、時々何かの気配を感じているのです。信じるか信じないかはあなた次第…。