令和3年8月25日（水）午前9時から12時までと午後1時半から5時まで、アクティブ柳井でコロナウイルスワクチンの集団接種があり、当番で予診をしました。

今日は第4水曜日で当院は休診で、アクティブ柳井で集団接種があり、午前と午後の当番となりました。役目は予診で、予診表を見ながら、患者の状態と注射の可否、注射後の様子観察の時間（15分または30分）を決めていきます。今日は午前も午後も一人で予診をしました。今回は学生を対象に2回目の接種でした。受付で、あらかじめ予診表のチェックがされるので、記入漏れはチェックされており、接種を受ける人も2回目で流れがわかっており、スムーズに進みました。予診は医師が行い、注射は看護師がします。

今回は中学生や高校生が対象なので、当院に通院している患者さんはいませんが、一人お孫さんの付き添いでこられていました。学生一人で来た人もいますが、多くは親御さんと一緒でした。こちらが「おはようございます」と挨拶をすると、ボソボソと返事をする人、はっきりと挨拶する人と色々でした。こちらが質問をしても親の方を向いて親が代わりに答えたり、自分ではっきり答えたりと様々でした。自分が同じ年頃の時にはどうだったろうかと想像すると多分前者の方だろうなと思いました。会場にはオルゴールの曲が流れ、「トトロ」「ユーミン」「ディズニー」「日本昔ばなし」など落ち着くような曲です。午後からは子守唄のように、眠たくなって来ました。特に体調不良を訴える人はおらず、結局、午前が78名、午後は78名の全部で156名の接種があったそうです。

柳井市の2回接種が終わった人が65％だそうで、3分の2の人が接種できた事になります。学生の接種は思ったほどには多くなかったようです。それは親の意向を反映しているのだと思います。多分そのような親も接種には消極的なのではないかと思います。ワクチン接種が進んだアメリカ、イギリス、イスラエルでも感染者が再び増加傾向にあり、デルタ株の感染力の強さもありますが、昨日の新聞には世界的に接種率の「7割の壁」とあり、70％を超えることができない現状も関与しているのでしょう。

同じ敷地内に柳井文化福祉会館があり、当院の患者会の調理実習を行っています。柳井日日新聞に水彩画展が1階のギャラリーで8月24日（火）から28日（土）まで開催される案内がありました。出展している人の名前の掲載され、知人の名前もあり、午前の接種が終わって、昼休みに展示を見い行ってみました。会場にはその人の個性の出た作品が展示されていました。

山口県も県内でクラスターが発生しています。柳井近隣はクラスター発生から少し落ち着いた感じはありますが、まだまだ注意が必要です。現在ワクチンの供給が見通せない状況ですが、早くワクチン接種が広まり、感染が落ち着いてくれることを望むばかりです。来月からはかかりつけ医のいない人の個別接種も始まります。